山本 兼一氏が 亡くなりました もう2年前ですが...
2012.10 左肺に腫瘍発見 2014.2.13 逝去 57歳の若さでした
2004 火天の城 第11回松本清張賞 受賞
2009年 利休にたずねよ 第140回直木三十五賞 受賞
火天の城 千両花嫁で 二度直木賞候補になって居ます
今回ご紹介するのは 「千両花嫁」で始まったとびきり屋見立て帖シリーズ第四作 利休の茶杓
残念ながら 此れが「とびきり屋見立て帖シリーズ」の最終巻となってしまいました
元々 京都出身ですが 彼の作品は はんなりとした京都弁が実に自然で眼に心地良い文章です
シリーズ第一作 千両花嫁では へんこ(変な人) えずくらしい(くどくどしい)など 京都人でもあまり使わなくなった言葉を 教えて呉れました
どの作品も その分野をとても詳しく調べて書いて居られ 此れほど話に引き込まれるのは久し振りです
読後感は 只一言 「うーむ 京都 行きたい」