司馬さんが逝ってから 20年が経ちます
1996年 私自身初めての転職で 新しい職場 新しい仕事に必死になっていた矢先でした
街道をゆく 第43巻 濃尾参州記が絶筆となりました 亡くなられて数年間 この本だけは手に取ることが出来ませんでした 此れを読んでしまうと司馬さんからの新しいメッセージはもう届かない そう思うと寂しくて読めませんでした
没後20年の色々な企画の中で 磯田道史氏が NHKで司馬さんの作品を取り上げて講演されていたようです 最近自宅での新聞購読を止めているのでTV欄をチェックすることも無く 講演放映は既に終わって居ました TEXTを本屋の店頭で見付け買い求めました
磯田氏は 司馬さん小説を書くにあたり集めた膨大な一次資料を 先ず読んで 其れから作品に取り掛かるのだそうです
放映は見逃しましたが テキストを読むだけでも とても勉強になりました 再放送があればぜひ聴講してみたいと思います