京銘菓 阿闍梨餅は皆さんも良くご存知と思います 独特のしっとり感が中々上手く表現できませんが 他にはない食感は餅粉を使った皮から来ているようです
京都在住のT.Y.先輩が態々東京までお持ちいただき頂戴しました 有難うございます阿闍梨餅「満月」さんは 滋賀出身の菓子司 京都大学に ほど近い出町柳に店を構えます
満月さんのHPに拠れば 平成28年は 材料の丹波黒豆が大凶作 お店は週一日(水曜日)休業に追い込まれているとのこと近年の異常気象の影響がこんな処に押し寄せているのかと改めて考えさせられてしまいます
私は 何方かと云われれば「漉し餡」を 選ぶ方ですが 阿闍梨餅の餡は 身をつぶさず 甘すぎない小豆の美味しさを最大限に引き出しているように感じます

創業は安政3年(1856) この頃創業の老舗は意外と多く 長く美味しさを維持し続けていることに感動を覚えます一日でも長く この味が守られることを祈ります