このブログは 食べ物の話ばかりだとの声もあって 本日は 映画の話
第二次大戦中の1940年 ドイツ軍がフランスに勝利したころ ナチスには積極的な好意を持っていた夫婦が 息子を戦争で亡くした時から 二人だけでナチスに対して批判活動を展開 285枚のメッセージカードを街頭においてヒトラーへの批判を繰り広げます組織的な反ナチ活動が始まる以前の話です ストーリーをお伝えするのはネタ晴らしになるので 是非映画を見ていただきたい
終映後 松尾貴史と宇都宮健司氏のミニ対談がありましたが 映画の中でゲシュタポ幹部が「総統の希望は 総統の命令である」というセリフがあり 松尾さんが「これは 今流行りの究極の忖度ではないのか この映画はこれからの日本を予見する映画でなければ良いのだが」と話していたことに 強い衝撃を受けました
個人的には 自衛隊の防衛力強化 憲法改正には賛成の立場を取りますが 集団的自衛権の行使 海外派兵という道は 大戦と同じ道を辿ってしまうのではないかとの強い危機感を感じますしかしながら 北方領土 竹島問題 尖閣諸島問題は 強い抑止力なしには絶対に解決しない もしくは 日本を取り巻く諸国に日本固有の国土を蹂躙されてしまうのではないかとの強い危惧を感じてもいます絶対に戦争を起こしてはならない しかし国を守る気概を捨ててはいけない この二律背反の答えは未だ得られていません