黒柳徹子が自伝的にテレビジョンの歴史を語ってくれます
NHKに入社するところから放送25周年に到る抱腹絶倒と涙の物語50周年に加筆した文庫本 良くぞこれだけ細かく覚えているものだと思ったら 文中に自分は殆ど記録を残しておらず 友人から資料をかき集めて書き上げたとのこと 文筆家としても充分通用する見事な筆致に引き込まれました
ある意味 自虐ネタの連続ですが 意識していたわけではないようです小学校時代に 自分らしさを忘れないようにと教えられたことが 後の個性豊かな黒柳徹子を育てたことは間違いないしかし 素っ頓狂の連続だった自分をクールに見つめている自分が居たことも間違いないようです