大下英治氏の政治物は 判りやすい政局話 ワクワクする内容で愛読して来ました 彼はどのような政治家でも誹謗中傷しない 膨大な取材が背景にあるのだろうと思います
如何にもその人が云いそうな会話に納得することが多い 田中角栄についても決して誹謗中傷はしませんでした
只 強いて云えば 本質的な処で曖昧にぼかされていることが多いような気がします
この本は 岸田文雄待望論のような印象があります宏池会の話であれば どうしても詳しく知りたいのが「加藤の乱」清話会森首相を引き摺り下ろそうとしたあの事件 加藤紘一の不可解な行動は未だに謎が多い森首相を退陣の追い込むために 加藤紘一は宮澤喜一の了解を得て行動に走ったと著者はさらりと書き留めています大宏池会構想は 私も賛成 その時宏池会を束ねるのは 岸田か麻生か 最近 麻生さんが河野太郎を担ぐのではなどという新聞記事も見受けます私の小学校からのクラスメイト 森英介衆議院議員は麻生さんの子分 何処かで活躍してくれると嬉しいのですが...