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ラピスラズリブルー

海賊と呼ばれた男

出光佐三の一代記 「海賊と呼ばれた男」を通読しました 著者は「永遠のゼロ」で作家デビューした百田尚樹

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第二次世界大戦で日本は世界を相手に戦いを挑み完膚なきまでに打ちのめされます
無謀な戦いに駆り立てたのは 米国による石油禁輸 当時国内消費量のほぼ全量を輸入 其の8割を米国からの輸入に頼っていた日本 戦後「セブンシスターズ」からの圧力を撥ね退けイランから石油を運び込んだのが出光佐三であります
(石油禁輸に至る経緯は 日本の大陸侵攻を米国が脅威と感じて圧力をかけてきたことに始まります 日露戦争終結まではロシア封じ込めに好意的であった米国が日本の勝利以降 日本を米国利権拡大への障壁となると感じ始めたことと理解します)

息子の家庭教師を務めた日田重太郎から6千円(現在の1億円程度)を贈られて26歳で独立 陸での商売が出来ぬ特約店の制約から門司港から手漕ぎ船で石油を運び
海上で油を売り石油販売店としての地位を確立してから幾多の苦難を乗り越えていく出光の苦闘は 商社マンとしての栄光の歴史でもあります

商社マンとして活躍した諸先輩の中には 出光佐三と同じような「志」をもって海外に飛び出していった猛者が沢山居られたと思います
日本経済発展の先駆けとなった出光マン達の命がけの奮闘ぶりに 戦後日本経済の牽引車となった戦士を思い浮かべます
24時間戦う企業戦士 団塊の世代までの猛烈社員は 過去の歴史となりました
日本を支え続けた成長力は 企業戦士の身を犠牲にしての努力から生じてきたものと考えています 労働時間の制約は他の人の3倍以上の努力を続け自らの技術力向上を否定します ゆとりだけでこれまで日本を支え続けてきた成長力を得ることは難しいと考えるのですが...
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出光の本拠地となった築地出光館

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事件の現場に行ってきました 現在の出光館は立て直されたようですが ほぼ同じ形で健在です

岡田准一主演で 映画化され DVDも発売されています

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映画も 原作とは大分異なる部分があります 先ず原作をお読みになられてから鑑賞されることをお勧めします






by toshi-ohyama | 2018-03-06 07:03 | 幕張図書館 | Comments(0)
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