里中満智子さんは 女流漫画家という認識しかありませんでしたが 本作中で彼女は平安時代の研究者 主として貴族の日記の分析をしていると自己紹介しています
彼女は16歳の時に漫画家としてデビュー 大阪桜宮高校を中退 しかしながら 日本古代史については深い造詣をお持ちです
題名に惹かれて求めました 倉本和宏氏との対談ですが 元ネタは朝日カルチャーセンターでの対談講演録だそうです
お二人が 相手の学説を否定する場面も多々見受けられ 中々面白い 和気あいあいではありますが そんな見方もあるのかと引き込まれていきました里中さんの代表作は 天上の虹 持統天皇の物語だそうです 漫画は苦手なので余り手を出しませんが 以前長屋王を調べていて 彼女の作品を何冊か紐解いたことを想い出しました