時代小説の雄 佐伯泰英の作品を随分多く読み耽ってきましたが 思うところあってこの作品を最後に卒業したいと考えます
一人の著者を手当たり次第に読み耽る癖があり 佐伯さんの作品も数多く読了しました書下ろしの速さは 人後に落ちないでしょう 月に数冊新刊が並ぶそのスピードは 人間技とも思えないほど 話の展開も読者の先を行くもので あり続けてきました
この 酔いどれ小藤次シリーズも 本編18巻 続編も10巻目 刺客として送り込まれた須藤平八郎光寿の一子 駿太郎が12歳となり 父の敵討ちをするのかしないのか いささか気にならないでもありませんが 正直なところ 飽きました...購入して積読状態の膨大な書籍を断捨離しなくてはと思い始め 佐伯さんを卒業する気持ちを固めました肩の凝らぬ通勤の御供 長らくお世話になりました