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ラピスラズリブルー

第二次世界大戦 アメリカの敗北

英国首相リチャード・チェンバレンは 英国の権益を守るため独ソを戦わせ両者の力(ファシズム 共産主義)を削がせることを狙う 英国の権益を犯すという意味では 支那における日本もまた同様に迷惑な存在であり 凋落しつつあった大英帝国にとってあらゆる手段を駆使して日本を叩きのめすことが英国の権益につながると考えた 
そもそも 日英同盟が太平洋方面での英国の軍事力を日本に肩代わりさせ 日ソを戦わせることによって ソビエトの大陸西方への進出を防ぐという大戦略であった
このように考えていくと 世界史の潮流が少し見えてくるような気がします

今回ご紹介する本は

第二次世界大戦 アメリカの敗北_d0338347_08530628.jpg
国際連合 ブレトンウッズ体制(IMF 世界銀行)という 戦後の政治経済の潮流を作ったアメリカの世界戦略が ソビエトスパイにより成し遂げられたという衝撃的な内容でした

FDR(フランクリン・デラノ・ルーズベルト)とチャーチルに具体的な戦後構想はなかった
FDRとチャーチルは 日独をファシズムあるいは全体主義・軍国主義の国(民主主義国家の敵)、共産主義国家ソビエトは民主主義国家であると説明したが 二つの国を敗戦させた後に何が起こるか考えていなかった
FDRは四人の警察官(米英中ソ)が世界秩序を再構築するとの夢想しかなく 4人の警察官による新集団安全保障機関(国際連合)が出来上がったら自分がその長になるとの夢想しかなかった

1946年12月7日朝 ジョージ・マーシャル陸軍参謀長は所在不明となり 日本からの暗号電報の解読により日本軍の真珠湾攻撃が明解になっていたにも関わらず ハワイを守るショート陸軍中将に警告出来なかったのは マーシャルが所在不明だったためである

本論とは少し離れますが 上記二点は戦後世界史を考えるうえで とても興味深い事実 
ハルノート原案 ヤルタ会談 国際連合 ブレトンウッズ体制 これらの世界史を大きく動かす戦略が 米国の中枢に 潜り込んだ二人のソビエトスパイによるものだった 

当初 戦後のドイツ占領政策は 米国務省(ハル) 陸軍省(スチムソン)が立案する
これにモーゲンソーが反対し FDRが配布済みの計画の回収・練り直しを命じる
モーゲンソーは ドイツを農業国に転換させ 工業地帯であるルール・ザール地方を国際管理下に置き此処から得られる収入を賠償金(20年間)に充てるホワイト案を
提示する

チャーチルは戦争により英国財政が破綻し ドイツ経済の復興による賠償金獲得を目指すが 対英65億ドルの借款でチャーチルにドイツ農業国化計画を了解させる
(秘密協定 ケベック会談 ハル・スチムソンは不参加) 権限外のモーゲンソー財務長官が仕切る

歴史を見る眼が 変わった瞬間を感じています 





by toshi-ohyama | 2018-07-23 06:18 | 幕張図書館 | Comments(0)
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