相変わらずの角栄ブーム 出版が続いています
著者は 晩年の田中角栄を撮り続け 告別式の遺影を撮影したカメラマン
半分が 写真集
角栄は 写真嫌いだったと云います
集合写真は 支持者と撮り続けていたようですが 私的な写真は嫌ったようです
早坂茂三秘書は 角栄に惚れ込み惚れぬいて角栄を支え続けますが 最後に角栄の家族から嫌われ死に目には会えなかったそうです
著者もまた同じように お別れは出来なかった しかも彼の撮った遺影が葬儀に使用されても 遺族からは一言の挨拶もなかった処か 写真集の著作権迄主張されたそうで
其の憤りを少しだけ綴っています
表紙に使われた写真は 新潟への汽車を待つ酩酊気味の角栄 もっと他にも良い写真があったはずですが この方が売れると思ったのでしょうか