ラピスラズリブルー

歴史探偵

作家 半藤一利は 自らを歴史探偵と称しています
1930年生まれですから 今年目出度く米寿をお迎えになられました

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幻冬舎は 社長の企画力が群を抜いています この本は 新たな書下ろしではなく 石田陽子 小木田順子という二人の女性編集者が半藤氏の作品から拾い出して纏めたもののようです 半藤さんは「80歳を超えると 毎日が一期一会を意識することが多い」と書かれていますが 今年古希を迎える私も全く同感 この本を読むのもこれが最後になるかと思いながら読みますが 昔と比べ 実は余り内容が記憶に残りません
 
半藤さんは ご自身の外祖父でもある夏目漱石の処女作「吾輩は猫である」上巻の新聞批評をあとがきに取り上げています
「頭もなく 尻尾もなくアハハハハと笑ってそれでお仕舞になって 読んだものの頭脳に何も残らないところが 円遊の落語に似ている」と書かれて 漱石自身が大いに喜んだのだそうです
その意味で 半藤氏もそんな軽い読み物を目指しているのだそうで そう聞くと読み手も気が楽になります

半藤氏の戦争体験 昭和史に対する造詣の深さから醸し出される反戦論は 説得力があります
しかし 歴史的事実はこうだったは詳細を語りますが こうすべきだは殆ど書き込まれません
書物を読み 歴史を学び 自分で考えろと 突き放してくるところに 半藤さんの魅力を感じます


by toshi-ohyama | 2018-08-08 06:29 | 幕張図書館 | Comments(0)
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