副題として掲げられた 東大式レッスンという言葉に 惹きつけられました
加藤陽子教授の本は 何冊か読んできました 高校生への授業を生徒のコメントを加えながら進める手法に新鮮さを感じ 加藤先生からの質問に対する生徒の回答が余りに完璧なのに驚いた記憶が残ります戦争の歴史を掘り下げることにより 戦争に踏み出す踏み出す瞬間を支える論理が如何なるものであったのか考察を加える 教授があとがきに綴る本著の趣旨は 大変難解で上っ面を読むだけでは到底理解できない深いものでした多分 此れが授業であるとすれば とても附いてはいけないなと落ちこぼれの悲哀を感じた読後感でした