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葉室麟の 羽根藩シリーズ第三作 春雷
浪人 多聞隼人は 豊後羽根藩に新藩主として騎馬で初めてお国入りする三浦兼清の行列と遭遇します鬼隼人との異名を取り 新田開発を命じられる隼人の物語 葉室文学ですから藤澤周平作品のような 静かな苦闘物語になるはずもなく 最後には一揆との対決にまで及びます兼清を名君気取りの愚君と断じる隼人の主君との対決シーンは 臨場感漂う名場面です劇的なシーンと 個性豊かな人物の絡み合いに 心を躍らせ意外な結末にため息をつく 小説に浸りきる時間を愉しみました蜩の記 潮鳴り 春雷と 時を追っての豊後羽根藩シリーズの相互の関連性は淡いと 巻末の解説にありますが 未だ文庫本にはなっていない第4作目「秋霜」で春雷の後日談が語られるそうです うーむ 此れは文庫本を待てない...
by toshi-ohyama
| 2018-10-13 06:27
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