半藤一利さんは どうお呼びしたら良いのでしょうか
学生時代は東大ボート部のスポーツマン サラリーマン時代は文藝春秋の編集者
一個人としては 夏目漱石の孫娘のご主人 編集者現役の頃から作家 文筆家...
ご本人は 歴史探偵を自称しています
漱石に関する評論として「漱石先生ぞな、もし」
歴史小説家として「日本のいちばん長い日」「山本五十六」「ノモンハンの夏」
評論家として「清張さんと司馬さん」等々
ご紹介する此方は 書店向けに発刊している文藝春秋の「新刊のお知らせ」の巻頭言を編集したもの 180話の中から 1コラム1189字に纏め直したと あとがきに ご本人が書かれています博覧強記という言葉が まず浮かんできます文藝春秋創始者 菊池寛の言葉に「六分の慰楽 四分の学藝」というのが あるそうで 面白くて為になる という文藝春秋社の編集方針のようなものだそうです何時も 半藤さんの評論はユーモアにあふれているのは この辺に原点があるようです