布偏に包むと書いて かばんと読ませます
船の帆の布を使って鞄を造るというアイデアは 100年前に一澤喜兵衛が始めたもの 職人の道具入れに用いるため丈夫な生地に帆布が良かったのでしょう
4代目の相続争いは 長男による遺言書偽造という犯罪まで引き起こし 長い裁判の結果 長男は敗訴 信三郎氏が経営権を得て現在に至ります
犬印 とか 同じような製品は東京でも見受けられます 硬く少し重いのですが馴染んでくると 中々面白い風合いが出てきます
信三郎氏は新しいデザインに挑戦的で若者の評価も高く 今や京都土産の定番化しています
お店は 昔の本店に戻ってきました 敗訴したご長男は今どうされているのでしょうか