前九年の役で 源義家に追撃され安倍貞任とのやり取りとし 「衣の館(たて)は 綻びにけり」 「年を経し 糸の乱れの苦しさに」と 和歌の掛け合いがあったとの歴史が残されています お互いにそのような余裕があったとは考えららず 後の世の創作とは思われます
今回の話題は お気に入りの綿シャツのお話です
10数年前に 伊勢神宮門前のおかげ横丁で見つけた もめんや藍の藍染シャツ 同じ柄のものを これで何枚目になるでしょうか馬鹿の一つ覚えで着続けています
袖口は兎も角 何時も襟口が綻びてしまいます自宅で庭仕事をするときには 何の支障もないので着続けますが 流石に外出にはみっともない藍染は 年を経るとご覧のように とても素晴らしい風合いとなります 実に心地よい色合いです