柴五郎陸軍大将の日記

生い立ちから 竹橋事件辺りまでの日記に手を入れたものです
柴五郎は 1900年 義和団事件の折 北京籠城時に活躍し 「北京の55日」に一瞬だけ登場します 私も映画館で観ました
会津戦争による敗北 斗南藩(青森)での屈辱的生活の記述は 確かに涙なくしては読めぬ悲惨なものです
真面な教育を受けていない柴五郎が 幼年学校を経てフランス語を自在に扱えるほどに熟達する様は さらりと書かれていますが大変な努力有ってのものと推察します
薩長藩閥政府が差別的扱いを続ける中 大将迄登り詰めた柴五郎の前半生を学ぶことが出来ました