著者 宮田昌明氏の著作は 初めて読みます 1971年生まれ

400頁近い新書としては大作ですが 満洲事変自体の記述は100頁 長い序文は近代日本の拡大と歴史認識と題され 清朝時代の漢族の動きに始まり 満洲を取り巻く諸国の歴史を 非常に細かく追いかけます
途中に挟まれた満州の地図は 今までの他の著作に比し見やすく豊富ですが 地図にない地名や突然現れる歴史上の人物の名前 以上に細かい史実の列挙は メモも取りにくい詳細な研究を綴ります
残念ながら 途中で挫折しました 最後まで読み切れませんでした
もう一度挑戦できるかどうか...彼の歴史認識を詳しく把握する処までには至りませんでした