私の勤務した日本ユニバック株式会社の先輩 伊東玄さんの著作をご紹介します
伊東さんは 電気通信大学電子工学科を卒業して UNIVACに入社されハードウェアエンジニアとして技術者のスタートを切ります
その後 コンピュータ開発部門で会社を先導し続けた方です
彼が 御子息との二人三脚を綴った名著です
本として発表されたのは 30編の随筆
現在No.2641編迄続いている随筆は 読者に感動を与えるだけではなく 自分の人生に当て嵌めて考えさせてくれます
私は 随筆の名手は山口瞳と向田邦子だと思っています 読んでる時には さらさらと言葉を追いますが 自分で書くとなるとそう簡単ではありません
起承転結を考え 読者に問題提起をしていく訳ですから 簡単に真似は出来ません
私も社会人を卒業し 老化防止のため このブログを続けていますが 思うことを文章に纏めることの難しさを痛感しています
続編も是非刊行して欲しいと伊東先輩に軽い気持ちでお願いしてみたのですが 本を作ることの難しさを教えて頂く結果となりました
著者である伊東さんとお話出来るのは私には 貴重な人生勉強の場となっています