一周忌

本日　１１月２０日は　母の一周忌です

長かったような　あっという間のような一年でした　会社退任　相続手続　コロナ禍と　慌ただしく一年が過ぎました

７月に義兄が動脈血栓で倒れ　奇跡の生還を果たしました　義兄は川崎大師で初詣を続けていましたので　私が御礼代参　石松気分で川崎大師にお礼参りに出掛けました

浅草寺に比べると短い参道　お寺は東向きでした　西方浄土へお参りする気分でしょうか．．．

大山門　「だいさんもん」と読むのでしょうか　私には「おおやまもん」と眼に映りました

おんあぼきゃあ　まかぼだら　まにはんどまじんばら　はらばりたや　大山家は真言宗　父も　義兄も　此の真言を諳んじていたことを想い出しながら　お参りしました

釈迦牟尼像が　池のほとりに置かれていました　現代的な作風ですが　矢張り金色に輝く姿は　何か特別な姿に感じます

本堂から大山門を眺めます　時あたかも七五三　そして　１１月は菊祭り

良く見かける大菊「盆養三本仕立て」というのだそうです

「一本の苗を摘心して三本の枝を伸ばします　後ろの枝が一番高く　順番に花の花の三分の二ずつ低くします　三つの花を同時に　同じ大きさに揃え出来るだけ巨大輪を咲かせ　茎・葉を含めた全体が調和を保つように育てます」とありました

三本が同じ茎から伸びているんですね

此方は　川崎大師の自動車祈祷所　兼　参拝者駐輪場　平間寺（川崎大師）から徒歩１０分ほどの場所に在ります　入口に　この場所が富士製鉄発祥の地であるとの碑がありました

永野重雄氏名の碑文が置かれています　永野重雄氏の甥御さんが小学校のクラスメイトに居たことを想い出しました

私の小学校生活は　母が徹夜で並んで５番の試験番号を取ってくれて　二学期からの補欠試験で合格した小学校で過ごしました

サラリーマンの子弟はクラスには　私ともう一人くらいしか居なかったことを覚えています

ある意味は母　教育ママの「走り」だったかもしれません　こんなところにも母に繋がる想い出がありました　　

川崎大師と云えば　葛餅（川崎大師は久寿餅）に　のど飴　

義兄の初詣のお土産をいつも楽しみにしていました

面白いことに　川崎大師は　護摩を焚いてくれるのですが　お札やお守りは見当たりません　今回は少し奮発して沈香のお線香を買い求めました　

お参りの後　アクアラインを利用して　墓地へ　やくよけ香を供えました

　

東京湾を一周しての一周忌お参りを終えました