2000年5月初刊の佐伯泰英の書下ろし 九州人吉の方言で いひゅもん いひゅごろと読みます

いひゅもんは 権力に阿ることなく 間違いとあらば主にも諫言する士の事 いひゅごろは 蔑みの言葉
この作品は五年間で十一刷まで発行されていますので 可也の評判になった本かもしれません
佐伯奏英の作品は 随分乱読しましたが 酔いどれ小藤次シリーズの途中で卒業しました
本作は 買うだけでカバーも外さず放置してあったもの 引退して自由な時間が出来 身辺整理の一環で一日で読み終えました
幕末から明治初期に掛かる物語 実話ではないようです