久しぶりの宮部みゆき 杉村三郎シリーズ第5作です

シリーズ5作で 累計330万部ですから並大抵の売れ方ではない人気作品です
これまでの経緯 各巻の内容 登場人物の相関図まで 文芸春秋社は丁寧な宣伝をしています
https://books.bunshun.jp/articles/-/4513
勿論 この一冊から読み始めても良いのですが 杉村三郎という人物が成長していく様を理解して読む方が 著者の意図が良く判ります
探偵小説の域を遥かに超え 時代の語り部としての著者宮部みゆきに大拍手を贈りたい そんな読後感を持ちます
自作を愉しみに待ちたいと思います