偶々 見かけた 「あのときの シウマイ弁当」¥830
パッケージに 1964年10月10日 と刻銘されています
東京オリンピック 東海道新幹線開催の日付です
最後の一つが売れ残って居り 私の後ろに並んでいる人が買いたそうな会話をしているのが聞こえ 思わず買ってしまいました
買ってから 「普通のシウマイ弁当と何が違うの?」と売り子の方に聞きました
「シウマイが4個 豚天が入っていて 総菜が少し違います ご飯とかは同じです」との答え
確かに包装が紐だし 包装紙もあの頃の色の様な気がします
開けてみると
大根漬物とか 記憶にはないものもあります
然し
しうちゃん(陶器の醤油入れ)がありません 昆布 筍も量が少ない ご飯は固すぎてボロボロ なんと 杏子(あんず)が入っていない
此れは あの頃のシウマイ弁当ではない ように思います
更に あの頃は 700円以下だった
一所懸命考えた企画なのでしょうが 此れでは企画倒れ 昔の面影は感じません
矢張り会社が大きくなりすぎてしまったのか 原点を想い出して欲しい と 切に 切に 願います