総裁候補の所信表明

９月２９日投票予定の自民党総裁選　人気の河野か　本命の岸田か　正直な処　二人とも日本の将来を託すに足る人物とは思えない

野田聖子が　第一位となるとはとても思えない　安倍元首相お気に入りの高市早苗は　河野の勝利阻止のダミーとしか思えない

誰がなっても期待出来ない哀しき候補者たち

　

先輩からのすすめもあり　候補者の著作を一冊読んでみました　

「美しい国　日本」は　安倍元首相の掲げた言葉です　何か安倍氏に媚びを売る様な表題に　不安がよぎります

高市早苗は　松下政経塾第５期生　奈良県出身　以前から注目していた政治家ではあります

論陣を張るのは得意なようです

彼女の掲げる政策には　賛同するところが多く　期待するところも大であります

其れだけ期待して読みましたが　施政方針発表の本としては　聊か内容不足です

サナエノミクスは　アベノミクスの継承を打ち出しており　第三の矢として　どんな施策を掲げるのか注目して読みました

日本経済強靭化計画との副題ですが　聊か内容に偏りがあるように感じます

政調会長　総務大臣として勉強した内容を事細かに綴っています　確かに高市氏の管掌する分野での内容ですが　総務省担当課長レベルのような記述　総理大臣の語る内容ではないように思います

彼女は　立法能力も高いようです　その意味では田中角栄を彷彿させるところもあります　彼女のホームページは　地元支援者の会合にきめ細かく顔を出す姿が続き　地元密着型議員の宿命も感じます

それでも　他の候補者に比べれば．．．高市への投票は　安倍首相の回したもので　第一回投票で河野氏が過半数を占めぬためのもので

決選投票で岸田に回るというのが　評論家の予想

野田聖子は　三木武夫の如く　バルカン政治家として影響力を発揮するための総裁選出馬との声も聞かれます　本人もその気なのか．．．