浅田美代子の初めての随筆
日曜日の朝のトーク番組で ご本人が紹介していたので 早速「中古本」で買い求めました
表紙は樹木希林の自筆のイラスト 御本人デビュー作である「時間ですよ」で唄った「赤い風船」
彼女が2万5千人の応募者の中からオーディションに合格した時の面接官が久世光彦と樹木希林(当時は未だ悠木千帆)だったところから樹木希林との交友が始まったと記されています
面白いのは 時間ですよの台本作家 向田邦子さんのことは殆ど触れられていません
此の本は ご本人の書いたものではなくゴーストライターが代書したのではないかと ずっと思いながら半日で読了しました
彼女は 動物保護活動も続けているそうですが 講演の席では別人のようなしっかりした話しぶりと云いますし 何処かに随筆を書いているとのことですから ひょっとするとご本人の文章なのかもしれません
樹木さん同様 他人の悪口を云わない人なのだそうで 離婚の理由については墓場まで持っていくとのこと
樹木さんから「私の人生の語り部になってほしい」と云われたそうですが 格別新しい情報は見出せませんでした