獄医シリーズ第二巻

TVで二度ドラマ化されたようです
獄医という珍しい職業にスポットを当てたのは 藤沢周平位でしょうか
短編集の中身には敢えて触れますまい
巻末の解説に あさの あつこ が「藤沢周平の小説を読むたびに 人の芯 あるいは核のようなものを感じる」と書いていますが 実に云い得て妙
人生を苦しんでいる人 格闘している人の苦悩を描き 一方に明るく素直に立ち向かう主人公を配す その心理描写は 感動を呼びます
あさの あつこは 一部の長編小説を除いて 藤沢作品を読み漁ったと書いていますが 私も同じ 未読が数冊となりました
あさの さん が 読まなかったのは果たしてどの本であったか 気になりますね