累計百万万部を超えた作品となりました

電車の中で見渡すと 一車両の8割近くがスマートフォンと格闘中 何をしているのかは良くわかりませんが LINE通信中が一番多いのでしょうか
本を読んでいる人は一人居れば良いほう 書籍文化は風前の灯火です
その中での累計百万部は立派です
シリーズ当初は 落語ネタを転用しているものが多かったのですが 徐々に作風が変わって 今は人情噺風
万造 松吉の万松コンビが繰り広げるドタバタ劇は 寄席で落語を聞いているような心地よさ 一巻に4編くらいが掲載されますが この第十三巻その三 おいらく編で初めて万松コンビが誕生しない一話が掲載され その四ゆうぐれで 遂に松吉が夫婦となる ずっと空き家だった場所に松吉の義姉が入居 長屋が全部埋まりました
寝る前に 寝床で一編を読んで清々しい気持ちで眠りにつける 良薬のような話が繰り広げられます