何処でこの本を見つけたのか 良く覚えていません

東ドイツの作家 レナーテ・クリューガーの作品
レンブラントと同時代を生きた実在のユダヤ教のラビの日記の形で物語を紡ぎます
偶像崇拝を禁じたユダヤ教のラビがレンブラントの隣家に住み 作品を観るところから物語が始まります
作中に「コヘレトの書」が何度も引用され ユダヤ教における虚しさ 利を得ることに対する見方 貧富の差をユダヤ教の教義ではどう考えるのか レンブラントの絵を17世紀のオランダ事情と共に学びます
一読では理解しきれない一冊でした
挿絵がないので 登場する作品をNET上で探してノートを作りましたが 19頁の大作となりました