最近注目している 奥山景布子の「秀吉の能楽師」を読むための事前学習で読んでみました

河竹黙阿弥を取り上げた「元の黙阿弥」が 結構面白くて 少し拾い集めてみました 彼女は落語や圓朝を題材に書いた作品が幾つかあります
さて 能楽です
職場の先輩が 金春流桜間のシテ方として舞台に立たれていましたので 20代の頃から時々ですが能は観ています
能が誕生して700年 作品は三千曲を超え 二千曲ほどは歌い本が残っているそうです
明治維新の頃 各藩お抱えの能役者は 5座二百数十人 廃藩置県により後援者を失った能楽は消滅の危機を迎えます
武士のたしなみが謡曲 商人町人のたしなみが浄瑠璃であった時代も過ぎ 今や絶滅危惧種となった能楽
もう一度見直してみる時期となっているようです