機上から富士山

飛行機は全日空がお気に入り　何時も左側の窓際　多くは主翼の後ろが多いです

飛行機に搭乗して起きていたことは余り有りません　機内サービスの飲み物も滅多に飲むこともなく熟睡し　着陸の衝撃音で眼が覚めることが多いです　通常は機内サービス放送で全日空寄席を掛けるのですが　話の枕が終わるころには夢見心地．．．

引退してから　ＡＮＡに乗るのは神戸の墓参の時くらいで　今回も気持ちよく眠っていましたが「左側前方に富士山が観えます」との機内放送で眼が覚め外を眺めると

　四月下旬の異常気象で　地表は半袖でも汗をかくほどですが　眼下の富士山は冠を被り　孤高の美しさを誇るようにそびえて居ました

こんな光景を見るとき　操縦士に憧れます　飛行機でも船でも　仕事をしながら眺める絶景ってどんな気分なのだろうと思います

人事屋は基本２４時間緊急待機で　出張に行っても乗り物　駅　ホテル　学校　飯屋の往復で　観光の余裕はありませんでした

引退したら　自由に旅したいものだと思っていましたが　いざ自由になってみると　旅心は失せて居ました．．．