著者の松井今朝子さんは 京都河原町「ちもと」店主松井新七氏の長女 新七は「川上」の店主でもあります 川上は巨人軍川上哲治氏からとったとのこと

落語がお好きな方なら「中村仲蔵」を聴かれたことが御有りだろうと思います
仲蔵は 日記を残していたようで 彼の生涯をかなり細かく記しています
私は 当代中村勘九郎が仲蔵を演じたTVドラマを観ています
芸人の修行の壮烈さ 狭い社会の中での御曹司とその他大勢の間には幾重にも超えられぬ壁があり「稲荷町出身」(大部屋)の仲蔵が当代一の千両役者となるまでには 壮烈な人生が繰り広げられます
江戸歌舞伎に詳しい方にお勧めします
此の本で学んだこと
日暮里の由来 日暮里の旧地名は「新堀村(にっぽりむら)」 日暮(ひぐら)しの里を 日暮里(にっぽり)と読ませた江戸期の洒落たお話