第169回直木賞は 垣根涼介の極楽征夷大将軍 と 永井紗耶子の木挽町のあだ討ち が 受賞しました
垣根の作品は足利尊氏のようです 尊氏は少し辟易としていましてパス 木挽町のあだ討ちは 面白そうです
木挽町の前に 少し永井作品を と想い 先ずは此の一冊から

幕末江戸の紙問屋を主人公として 明治維新に至る江戸の喧騒を書き上げて居ます
ハチマキにある通り 恋有り 友情有り 涙有り で 少し盛り込み過ぎの感ありです
多くの作家が取り上げ 既に隙間なき程に書き込まれた時代小説に新しい風を吹き込んでくれるか 愉しみが一つ増えました