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上田秀人の書き下ろし時代小説 田沼意次は九代将軍家重から十代家治治世下に活躍します 近年田沼の重商政策が再評価されつつあるようにも感じます農作に依存する徳川幕藩体制は 武士階級の失墜の歴史 貨幣経済の普及により商家が台頭 田沼の施策に先見の明を感じます田沼失脚後 松平定信による寛政の改革は緊縮財政を強いることによる反発から自滅していくと見えますが 一方で家治を継いだ家斉が老中による将軍の傀儡化に対して反撃を始めたとも受け止められます著者は 面白い処に眼を付けたと感じます 藤沢 池波と重鎮が書き尽くした時代小説 ニッチを追掛ける上田秀人の活躍にエールを送ります
by toshi-ohyama
| 2025-02-23 18:14
| 幕張図書館
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