ラピスラズリブルー

カテゴリ:幕張菓子店( 28 )

微妙に違う

柿の種で有名な亀田製菓は新潟の煎餅屋です
品川巻は品川沖で採った海苔を巻いた 品川宿の名産品 此れに亀田製菓が挑戦しています

d0338347_06071968.jpg
直ぐに イオンがPB商品を出します
上がPB 下が亀田製菓製 
d0338347_06072171.jpg
左が亀田製 右がPB
d0338347_06072024.jpg
左がPB 右が亀田製

細かく調べると 海苔の質 大きさ 付け醤油が異なります 同梱のピーナッツも形が違います
どうも今一つ PBの趣旨が判りません
多分 生産側は 商品を置いてもらうため 生産ラインを出来るだけ動かすため 流通経費を掛けず 生産量を増やすために  PB生産を受けるのだろうと思います
総体としての生産量が増え 消費者には選択肢が増え と良いことばかりのようにも見えますが 果たしてそうなのか 食べるたびに疑問が増えます

ちなみに 品川巻は 明治28年 品川宿に開業した せんべい処あきおかが 地元の名産であった品川海苔を手で巻いて作った地元の名産品 今も老夫婦が手作りで頑張って居られます 味は 「あきおか」のものが一番美味しく感じます




by toshi-ohyama | 2018-09-27 05:35 | 幕張菓子店 | Comments(0)

頑張れ 丸十ベーカリー

明治期 塩山出身の田辺玄平が米国で製パンを修行し日本で初めてイースト菌で製パンを始めたお店  丸十ベーカリー
今も本店は山梨県甲府市にあるようです

丸十ベーカリーは 酒粕あんぱんを開発した木村屋総本店やクリームパンを創案した本郷東大赤門前の中村屋、たまごパンの永藤パン店、カレーパンを考案した深川のカトレアと並ぶ老舗のベーカリーです
最近 巣鴨の駅前の店がずっとシャッターが降りたまま 年輩の叔母さんたちが店を守っていたのですが どうなったのか とても心配です

d0338347_21204196.jpg
田辺の一番弟子は池田操・雨宮五六・前原登志郎・志田頼次郎(東京)。林幸一(横浜)・平野芳身(浜松) 彼らが夫々丸十の暖簾を増やし展開していったようです 
この他に 伊東正二も巣鴨の丸十で修行し、昭和26年に板橋区仲宿で暖簾分けを許され創業したそうで 此の系列の店が埼玉県を中心に今も展開しているそうです
d0338347_21211152.jpg
フランス系のパンがもてはやされる昨今ですが 丸十は昔からの柔らかい独特の食感を今もキープしています
懐かしい丸十のパンが もっと頑張ってくれると嬉しいです 頑張れ丸十 です




by toshi-ohyama | 2018-08-30 06:10 | 幕張菓子店 | Comments(0)

真面目なビスケット

何度かご紹介している ミレービスケット また新しいパッケージを見付けました

d0338347_06010832.jpg
ドラッグストア スーパーなど 所謂ストアブランドを要求されるのでしょう 夫々に真面目に対応しているようです
基本 駄菓子の部類に組み込まれるため お店の陳列棚の都合に合わせて 又見栄えを要求されて 次々に新商品(別パッケージ)を出さねばならない
中身は 基本同じです 包装機械への取り付け手間等 種類を増やせば増やすほど利益が削られてしまうのではと心配します
MIRE BISCUIT なる 英語表記に至っては 正直大丈夫かなあ...
単純に 美味しい 珈琲紅茶に合う では 駄目なのでしょうか
次に控えているのは 味の違う本体 
商売は単品販売が一番と思っているのですが 事業拡大の夢が経営のブレを生じさせ 本質が狂っていくように思います


by toshi-ohyama | 2018-08-26 06:49 | 幕張菓子店 | Comments(0)

丁稚羊羹

偶然通りかかって入った滋賀県のアンテナショップで 丁稚羊羹なるものを見付けました

d0338347_19173994.jpg
名前の通り お金のない商家の丁稚が小遣いで買い求め 厳しい奉公生活の細やかな愉しみだったであろう羊羹 
お茶席用 もしくはお届け物のようなきめの細かい高級品ではありません 
舌先に ざらつきが残り 殆ど砂糖の入らない大豆だけの甘みも少ない 謂わば田舎の自家製羊羹という佇まいです
その素朴な味わいは 何となく奉公の厳しさを思い起こさせ しんみりします
抹茶より 番茶が似合う羊羹でした



by toshi-ohyama | 2018-06-23 06:34 | 幕張菓子店 | Comments(0)

向田邦子が愛した菊屋にて

青山骨董通りに在る菊屋は 向田邦子が愛した老舗和菓子店 向田さんがお届け物に良く使われたのが水羊羹とか
著書「眠る盃」で ご自身を水羊羹評論家と称するほど拘りを持たれておられたようです

私がご紹介するのは 此方

d0338347_07093584.jpg
この写真だけで中身がお判りの方は 相当な菊屋通です

d0338347_07092757.jpg
一般的には琥珀糖と呼ばれる銘菓 菊屋では 季節によって 宝づくし ゆきわり草 春の道 唐衣と 名前を変えていきます   
外側が かりっとしていて 中は柔らかい砂糖菓子です
材料は 寒天 砂糖 食紅 と とてもシンプル 簡単に作れそうですが 寒天は 粉 棒 糸 砂糖は 和三盆糖 他夫々に工夫があり 中々上質のものは作りにくいようです

地図で見ると 菊屋は京家のように細長い土地に建ちますので 奥が工房になっているのでしょう
注意して歩かないと 通り過ぎてしまうほど小さな入り口 小さなひそやかなお店が細々と続いている印象です
お店には 向田さんと先々代の女将が対話している写真が飾られています

向田さんの随筆を 読みながら唐衣を摘まむ至福の時間を愉しみたいと思います




by toshi-ohyama | 2018-03-14 07:39 | 幕張菓子店 | Comments(0)

熊谷名物五家宝は手造りに限る

熊谷在住(正確には本庄)の友人からのお土産 五家宝です
埼玉の銘菓と云えば 草加煎餅 川越の芋菓子と 熊谷五家宝 
加須 水戸(吉原殿中)でも売られています

d0338347_10323729.jpg

d0338347_10323905.jpg
最近は機械造りが主流で 手造りは2軒程度しか残っていないと聞いています
以前 製造工場を見学したことがあります 有楽町交通会館の全国郷土名産を集めている店に出荷しているそうですが 保存上少し硬めにして販売していると聞きました
手造り品は お鮨の如く口の中でほぐれる柔らかさです
日本茶の御茶請けには 最適なお勧め品 冬の日当たりのよい縁側で一服すれば 何ともほっこりした気分が味わえます
Oさん 有難うございます 愉しませていただきます


by toshi-ohyama | 2017-12-19 06:59 | 幕張菓子店 | Comments(0)

ニッキ飴の結論

六道の辻の子育て飴から始まって 二桁に及ぶ試食を重ねました 
私の結論 お勧めは この2点

d0338347_08575707.jpg
d0338347_08575641.jpg

左は市販品でヨーカ堂あたりでも手に入ります 右は巣鴨金太郎飴製 
お勧めのポイントはニッキのピリッとした辛さ 子育て飴は名前通り独特の柔らかい味でした(別格) ニッキ本来の鋭さを感じられるのはこの二つでした



by toshi-ohyama | 2017-09-25 08:28 | 幕張菓子店 | Comments(0)

懐かしきニッキの味

京都 六道の辻は 地獄への入り口と伝わる場所

この六道の辻近く 松原通りに 一軒の飴屋があります

d0338347_09113023.jpg
慶長4年と云いますから 安土桃山の頃 埋葬された女性の墓から赤子の鳴き声が聞こえるので掘り起こすと亡くなった女性の産んだ男の子が見付かる 埋葬から子供が見つかるまで夜な夜な飴を買いに来る女性があり 子供が見つかると夫人が店を訪ねることもなくなる この子は成長して高名な僧となる
この飴が「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになり 京名物となるとのこと

飴は透き通ったニッキ飴 余り刺激はない優しい柔らかい素朴な味 ネットでは「黄金糖」、味覚糖の「純露」という飴に 色形味もそっくりと書かれていますが そうだとしても 時代的に話は逆で味覚糖が真似たものではないのか と思われます

d0338347_08331869.jpg

一応気になって 黄金糖も買い求めて味わってみました 明らかに味は異なります 私は子育て飴派です


奇をてらったものが増える中 こういう味は是非次世代に繋いでいって欲しいもののひとつです







by toshi-ohyama | 2017-07-26 09:42 | 幕張菓子店 | Comments(0)

淡平の故郷

東京煎餅の代表は草加煎餅と云われる中で 独り独自の商品を売り出して意気盛んな神田淡平
故永六輔が 宣伝部長を買って出ていたような雰囲気でした
「大量生産、大量消費、大量廃棄の時代の中、技術指向で無機質感を伴なう時代。同時に安値指向の昨今、それなりに手間のかかる、高価な商品をみなさんに買って頂こうとしている」と五代当主 鈴木 敬
国産うるち米100%の生地を囲炉裏端でじっくり焼き上げた素焼に江戸時代には水戸藩の穀倉地帯として栄えた太田町で大正時代より使用している九尺の杉樽を使用して仕込まれる極上再仕込み醤油を纏わせた格別の逸品と淡平煎餅今戸焼を紹介しています
煎餅を焼くときに 今戸焼の鏝(こて)を使うことから今戸焼と称しているようです

今を去ること五百数十年の応栄の昔、葛飾郡淡之須の里で 鈴木平左衛門は故有って武家を捨て淡平煎餅を世に送り出します 厚みがあり固めで醤油も強い 好き嫌いは激しく生じるであろう個性的な煎餅 本店は神田 浜松町にも支店があります

今回ご紹介するのは その工場 国産うるち米を洗米から焼き上げ迄全て この場所で一貫生産しています

d0338347_19140283.jpg
最近直売所が出来たようで すぐ右側にご自宅と工場が並びます

d0338347_19140159.jpg
通常 一枚155円からの煎餅 工場売店でのみ 久助を販売しています 一袋500円 正価の1/3程度の格安 味は変わりません



by toshi-ohyama | 2017-06-14 07:10 | 幕張菓子店 | Comments(0)

揚げたては12時間以内

日本橋コレド室町2の1階にある 芋屋金次郎 本店は高知 
高知の芋けんぴは 少し柔らかめで美味しい 此方の芋けんぴは 揚げたてを販売しています

d0338347_07533936.jpg
包装紙に 揚げてから12時間以上経ったものは 揚げたてとは呼ばないとのタグを付けてアピールしています

d0338347_07533949.jpg
熟成して 段々美味しくなるものもありますが やはり一般的に新鮮なもの 作りたてのものは文句なしに美味しい
NET社会がどんなに発展しても 美味しいものは 其処へ行かなきゃ食べられません 地域おこしの切り札は やはり飲食か 




by toshi-ohyama | 2017-05-28 06:47 | 幕張菓子店 | Comments(0)



蒼き空を目指して
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
杉下さん  懐かしい話..
by toshi-ohyama at 11:59
こんにちは。 20代の..
by 杉下 at 12:45
愉しみですね 是非拝見し..
by toshi-ohyama at 06:34
御茶ノ水のmizunoは..
by toshi-ohyama at 06:33
遠方の所から、通われまし..
by 中田定観 at 13:36
スポーツでも靴は一番重要..
by 杉下 at 10:37
横川駅ですねかね。碓氷峠..
by 名無しのごんべい at 01:14
社員の誰か連れてってやて..
by 名無しのごんべい at 01:06
ロッテのガムでも出てたよ..
by 名無しのごんべい at 01:02
宮仕えお疲れっすお疲れ様..
by 名無しのごんべい at 00:55
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
牛すき焼鍋膳
at 2018-11-12 06:31
はだれ雪
at 2018-11-10 06:20
ビゴさん逝く
at 2018-11-08 07:17
さわらびの譜
at 2018-11-06 06:16
銀座の老舗 和蘭豆
at 2018-11-04 07:01
蒼天見ゆ
at 2018-11-02 06:48
モーリスに乗りたい
at 2018-10-31 06:22
秋月記
at 2018-10-29 08:02
ブックカバーあれこれ
at 2018-10-27 07:05
山月庵茶会記
at 2018-10-25 06:24
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧