ラピスラズリブルー

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規格外の鰻

新橋の勤務先の近所に まんまる新橋店があります(東京都港区新橋5-8-3 代市ビル1F) 本店は池袋のようです

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この店の目玉は まんまる丼 ¥1,000 数量限定

勤務先の昼休みが12:30からなので 何時も完売 この値段の仕掛けは 規格外の鰻を使用しているからとのこと

かなり昔ですが 新日鉄が事業の半分以上を鉄鋼生産以外に展開しようと色々な新事業を始めたことがあります 
製鉄所では高炉で生産した鉄を冷やすために 大量の水を使用します 結果生じたお湯を使って鰻の養殖を始めます
此処までは順調だったのですが 鰻の大きさを揃えることがとても難しい 小さいもの 大きすぎるものは 出荷できない 自動鰻裂き機に掛けられない
新日鉄は 苦肉の策で鰻屋まで開業してしまいますが 武士の商法で長くは続きませんでした
(JRでは 今でも余剰従業員を使って 蕎麦屋や饂飩屋を子会社で運営しています)

日本の漁業 農業 共に品質特に規格にはとても厳しい 形の不揃いなものをB級品として レストランではB級商品を使用して原価を抑えます
この店は B級商品の活用を上手く取り入れているのですね

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此方が ランチ丼 ¥1,350 注文が入ると最後の仕上げで焼いて提供されます
鰻が高級食材になってしまい 此れはとても嬉しい商品です
カウンター数席の小さいお店で 色々工夫もされています

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白猫 黒猫なる面白いビールも提供 此れはキリンのアイデア 1回注ぎと3回注ぎの違いだそうです







by toshi-ohyama | 2017-06-30 06:12 | 幕張食堂 | Comments(1)

江戸の鮨

昨年11月26日に改装オープンした「両国-江戸NOREN」 開発はJR東日本都市開発 旧両国駅舎の再開発です

この中に出店した 政五すし 吉良邸近くの京葉道路沿いから駅前に移転してきたようです
回向院の近くに鮨発祥の店と云われる「華屋与兵衛」が昭和初期まであり この与兵衛寿司を再現したとの話を聞いて駆け付けました
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開店時2,500円で出していたようですが 現在は値上げして3千円 
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ちょっと高いなあと思ったら 小腹与兵衛すし 5貫2千円というメニューがあり 此方を注文しました

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漬けマグロと穴子は 現在の大きさの倍だそうです 江戸期には三倍以上と云われますから それ程大きいとは感じませんでした

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江戸の味は 日持ちさせるために酢も塩も相当に強かったと云われますが 此方のものはそれほど強くは有りません 現代人の舌に合わせたとご主人の山口昌夫さんは語っています 只 シャリには砂糖を加えていないので 想像以上にあっさりしています

ネタには生の魚を使わず必ずひと手間加えているのが江戸前 再現とはいえ お客様の支持を得るためには 江戸時代そのままとは行かないようです
以前 銀座池澤 先代ご主人に先代現役時代の鮨を握って貰ったことがあります 「喉が渇きますよ」と 声を掛けられましたがその通りで 酢も塩も相当強烈でした
江戸時代は もっと強かったはずです

再現とうたうのであれば 強烈な味で驚かせて欲しいと思います その意味では 些か消化不良に終わりました

 



by toshi-ohyama | 2017-06-28 07:40 | 幕張食堂 | Comments(0)

至高の料理

今までに味わった食事の中での最高の料理を提供してくれるお店だと思って居るのが シェ・イノ
前職の先輩が今回の現職退任を慰労してくださり シェ・イノにお招きいただきました

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最初の皿は 鮎 美味しい苦みを堪能しました から揚げされた鮎が水藻の中を泳いでいるような盛り付け この写真では鮎が寝ていますが 先輩の皿では鮎が立っています 味覚だけでなく視覚でも愉しませて貰います

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ウニとジュレ 単純にウニだけを食べてもこれほど美味しくは感じないでしょう しかも視覚的にも見事な一皿です


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先輩が 敢えてメニューに加えて貰った野菜のスープ とても柔らかい優しい味 癒されます
昔 つばめグリルの石倉社長から「美味しいスープは元気が出る 食欲が増進する そのテーブルが愉しくなる」と教えていただきました
正にこのスープがそれです

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そして メインに私は目鯛を選びました(先輩は 羊肉のマリアカラス)
最初に目鯛を一口 素材自体も美味しい白身魚です
野菜は青梗菜に似た何とかいう(忘れました)中国野菜

そして目鯛に添えられたソースをつけて口に運んだ時に衝撃が走ります
トロワグロ直伝のこだわりのソースが 鯛の味を劇的に変えます 感動の一瞬 笑いがこみあげてくる至高の一瞬です
美味しいの一言に尽きます
S先輩 本当にご馳走様でした


以前 井上旭オーナーシェフが 自分達のような修行に耐えられる若者はもう居ないと語って居られました
BSの番組で 仏蘭西で二つ星を取った日本人シェフ 小林圭さんが取り上げられていました
小林さんは 私の勤める会社の総料理長だった故中村徳宏ムッシュの茅野東急ハーベストクラブ時代の愛弟子 茅野の店でコックの修行を始め
パリに修行で渡仏する前 半年程当社の店でアルバイトをしていたことがあります 渡仏してレカンで直ぐスーシェフに その後アラン・デュカスの下で修業を重ね
パリで独立 何れトップを目指すと宣言していました 頼もしい限りです

彼の料理が日本で食べられるようになれば嬉しいのですが...




by toshi-ohyama | 2017-06-26 12:57 | 幕張食堂 | Comments(0)

小説の構成

浅田次郎の新刊 黒書院の六兵衛をご紹介します

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大政奉還から明治天皇の東京遷都に至る過程を 江戸城内を舞台に繰り広げらる小説です

登場人物が 方言で語ったり 当時の社会生活を語らせたり 色々工夫されています
江戸時代の貨幣制度や城内のしきたり等々 実に詳しく調べ上げ 登場人物に語らせるスタイル それはそれでとても勉強になりました
司馬さんの小説では 閑話休題と称した関連情報や司馬さんの考えが随所に散りばめられ読者の想像を広げていきます
著者もこれをかなり意識しているのだと思います

上下二巻のストーリーの進展がもどかしく感じられるほどゆっくりと転換していきます 「物語は感動のラストへ」と 帯カバーに書かれています
この小説は ストーリーをご紹介してはいけない典型 皆さんに評価を委ねます



by toshi-ohyama | 2017-06-24 06:25 | 幕張図書館 | Comments(0)

花五題

今年は 美しい花に出会うことが多い春でした
相変わらずの花音痴で 名前も良く判りません 美しいな 記録に残したいな との想いだけでカメラを向けます
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by toshi-ohyama | 2017-06-22 10:04 | 幕張写真館 | Comments(2)

庶民の味 鯖鮨

地元のスーパーで鯖鮨を見つけました

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越中富山の鯖鮨とありました 富山と云えば氷見の鰤(ぶり)が有名ですが 此方は鯖だというので珍しく思い 求めてみました
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鯖は少し小振りでしたが 1本千円以下というお値段 満足しました 余り酢も強くありません

鯖鮨と云えば 京都八坂神社門前の「いづ重」がお気に入りです 祇園の「いづう」が一番という方が多いようですが 私は「いづ重」 もしくは下鴨の「花折」が
好きです

実は もう1店 お好みの店があります

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京都出町 満寿形屋 京都府京都市上京区桝形通出町西入ル二神町179

メインは饂飩ですが 皆さん鯖鮨セット(きつねうどんと鯖鮨2貫)¥1,200を頼まれます
12:00開店ですが ご覧の通り開店前に20人ほどの行列が出来ます 客席20席ですので開店と同時に満席 
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きつねうどんセット
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親父さんが独りで店頭で作っています 少し浅めの酢が素朴な味を支えています
鯖鮨は 高級料理とは思いません これが昔ながらの鯖鮨と云う気がします 肩肘張らずに気軽に愉しめる B級グルメの方が私にはお似合いです





by toshi-ohyama | 2017-06-20 06:47 | 幕張食堂 | Comments(0)

OB会

過日 前職の勤務先で「朋友会」というOB会が開催されました

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昭和62年に二つの外資系コンピュータ会社が合併してできた会社で 平成一桁の中頃 私が人事課長時代に三井物産株式会社副社長から合併初代社長として着任された西川晃一郎社長に呼ばれ「OB会を作りなさい」と云われ 会則を作るなど立ち上げに携わりました
合併が対等であったことを実感出来ること 円満退職者を対象とすること 自分(西川社長)も加入出来ること等々 条件は中々複雑でした

私の出した解決策は 合併後の定年退職者だけを対象としてスタートさせました
その後私自身が 進路選択支援プログラムという「団塊の世代リストラ策」の適用を受けて退職しますが プログラムの適用者も60歳を超えると加入出来る様に会則を変えて下さったため 私も加入出来ました
今や 会員数は800名 大半は関東近辺に在住の方 大阪に支部があり 名古屋も支部設立に向けて活動中です
団塊世代の同期生は 親友社員時代で450名(合併した会社も250名ほど) 中途入社も多く 最盛期1万人を超えた会社のOB会として多いのか少ないのか

総会出席等活動しておられる方は100名程度 毎年の加入者は2桁程度でそれほど多くは有りません
OB会は 現役時代の上下関係を引き摺ってしまう(現役時代に後輩をさん付けで呼んだこともないし 呼ばれたこともない)のが 弱点でもあります
派閥色が強く 未だに先輩に此方から声をお掛けするのには抵抗がある程 体育会的な会社でしたので OB会を嫌うOBも多い 時代の変遷からOB会に加入する方が徐々に減っている 女性会員は少ない 等々 多くの課題も抱えています

団塊の世代は 企業戦士 会社に帰る 家に行く 24時間会社人間 企業人を引退してしまうと家庭には居場所のない粗大ごみ的存在 そんな老人達の集う場所を提供するのが 企業の総合福祉政策の一環 現役の社員だけに視点を置くのではなくOB迄対象として生涯福祉政策を推進するとの高邁な精神で進めたOB会の設立趣旨でした

会員の老齢化 減少はにどう対応していけばよいのか 課題が残ります

 




by toshi-ohyama | 2017-06-18 06:29 | Comments(0)

愛用の筆記用具

間もなく宮仕えから解放されます 昭和47年に外資系コンピュータ会社で社会人をスタートし 終着は飲食業
半世紀弱に亘って 左胸に鎮座ましましたのは CROSSのボールペンとシャープペン 
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学生時代は PARKER万年筆を愛用していました ペン先が柔らかいのか 将又(はたまた)筆圧が強すぎたのか 数年でペン先がすり減ってしまいました
しかも ペン先の右側が集中的に摩耗してしまう
当時はモンブランを使いたかったのですが高嶺の花 PARKERがお手頃価格 PILOTはまだまだ書き心地では海外製品に到底及ばない時代でした
PARKERのことは ずっと亜米利加の製品と思っていたのですが 創業は亜米利加ですが現在は英国の会社のようです

CROSSのボールペンに出会ったのは 会社に入ってからでした
業務書類はコピーを「青焼き」というジアゾ式複写機で取っていた時代
コピーが1枚ならカーボン紙を挟んで書いていましたが 万年筆ではカーボンが使えずボールペンを常備するようになりました

そんな頃 私の在籍した会社では お取引先の方が昇格すると お名前を刻印したCROSSのボールペンをお祝いに贈呈して居ました
課長になるとシルバー 部長になるとゴールド 役員になるとプラチナ 当時はこれがとても格好良かった
とても自腹では買えない高価なステータスシンボルでした

現職に転職して 米国出張に行ったときアウトレットでCROSSのボールペンを見つけました しかも私のお気に入りの青のシリーズ
以来 私の愛用筆記具はCROSSで揃えてきました 
手前から 黒 赤 シャープペン ボールペンの太さはミディアム 少し太めです

何度も紛失して 現在のものは何代目か 今回引退に際し机の整理をしていたら 書類の山の中に紛れていたシルバーが1本出てきました
昭和60年頃にワープロやPCが出現し 筆記用具を使うことは激減しました でも左胸にはいつもCROSSがありました
企業人を卒業し 左胸を離れてもCROSSが寄り添ってくれると思います 持ち歩ける青いペンケースを探します
 

by toshi-ohyama | 2017-06-16 06:51 | 幕張骨董店 | Comments(1)

淡平の故郷

東京煎餅の代表は草加煎餅と云われる中で 独り独自の商品を売り出して意気盛んな神田淡平
故永六輔が 宣伝部長を買って出ていたような雰囲気でした
「大量生産、大量消費、大量廃棄の時代の中、技術指向で無機質感を伴なう時代。同時に安値指向の昨今、それなりに手間のかかる、高価な商品をみなさんに買って頂こうとしている」と五代当主 鈴木 敬
国産うるち米100%の生地を囲炉裏端でじっくり焼き上げた素焼に江戸時代には水戸藩の穀倉地帯として栄えた太田町で大正時代より使用している九尺の杉樽を使用して仕込まれる極上再仕込み醤油を纏わせた格別の逸品と淡平煎餅今戸焼を紹介しています
煎餅を焼くときに 今戸焼の鏝(こて)を使うことから今戸焼と称しているようです

今を去ること五百数十年の応栄の昔、葛飾郡淡之須の里で 鈴木平左衛門は故有って武家を捨て淡平煎餅を世に送り出します 厚みがあり固めで醤油も強い 好き嫌いは激しく生じるであろう個性的な煎餅 本店は神田 浜松町にも支店があります

今回ご紹介するのは その工場 国産うるち米を洗米から焼き上げ迄全て この場所で一貫生産しています

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最近直売所が出来たようで すぐ右側にご自宅と工場が並びます

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通常 一枚155円からの煎餅 工場売店でのみ 久助を販売しています 一袋500円 正価の1/3程度の格安 味は変わりません



by toshi-ohyama | 2017-06-14 07:10 | 幕張菓子店 | Comments(0)

サービス二題

最初の話題は 行きつけのドトールにて

手元が滑って コーヒーを床に落としてカップを割ってしまいました
直ぐ 店員が駆け付けてくれて片付けてくれます
未だ口を付けたばかりだったので もう一杯買いにカウンターへ行くと
「新しいものをお席に届けますので しばらくお待ちください」との対応を受けました 勿論お代は受け取りません
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ミスタードーナッツで 子供が飲み物をこぼしてしまった時 すぐに駆け付け無償でお代わりをお届けするのを何度か見たことがあります
ショックで泣き出した子供にとって こんな対応はとても嬉しいですね 
ミスドでは きちんとマニュアル化されているのでしょう 同じ対応を別の店で見たこともあります

此方は 某チェーン店で

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メニューにレギュラーとトール(Tall Lサイズ)の二種類があるので トールを頼みました
するとカップは同じで こんな感じで商品が提供されます
ウーム...別に悪くはないが....
チェーン店では厨房を出来るだけ小さく作り 客席数を増やそうとします
結果 収納が極端に小さく 食器の種類も絞り込みます 結果 このような対応となるわけです...
値段は安くても ちょっとした対応の差が 居心地の良さを作ったり 壊したりする サービスの世界は本当に難しいものです

昔 パパスカフェで 実際に経験したことをお話しましょう
パパスカフェは そのコンセプトをHemingwayに求めています パパ・ヘミングウェイが愛したたっぷりのコーヒーをお飲みいただきたいと
カップから溢れんばかりのコーヒーを提供します 上の写真よりも多いくらいのたっぷり量 「これでは 砂糖もミルクも入れられないじゃないですか」と
ブランドマネジャーにお話したら「この店のコンセプトは たっぷり感を味わって欲しい そしてコーヒーはストレートで飲んで欲しいので 此れで良いのです」
嫌ならパパスカフェには来ないで欲しい...ということでした
コンセプトの判らない人には来て欲しくないという論理を振り回す飲食店は 昔から良くあります 業界の中に身を置いている私としては 中々納得できない論理と
思いますが 皆様はどう思われますか? 



by toshi-ohyama | 2017-06-12 07:10 | 幕張喫茶店 | Comments(0)



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