ラピスラズリブルー

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左利き用のマグカップ

私は元々左利きで コーヒーを呑むときも左手でカップを持つことが多くなります 
普通 コーヒーカップは右利き用に作られていることが多く 左手で持つとカップの絵柄が書かれていないことが多いのです

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今回 入手したマグは 明らかに絵柄が左利き用に書かれているように思えます

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右手で持つと このような感じで 絵柄を愉しめる感じではありません

落ち着いた釉薬の色 鮮やかな紺の単純化された絵柄 買わずに帰ることが出来なくなりました
お気に入りがまた一つ増えました 

ひょっとすると 作者も左利き? と感じて 調べてみました
五山(いつつやま)焼 陶工は 朝比奈 克文氏 長野県在住
 
五山焼は 地元の北信五岳 斑尾山 妙高山 黒姫山 戸隠山 飯綱山を指すので いつつやま と読むようです
朝比奈さんの作品で有名なのが 納豆鉢

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丸い胴に 四角い口というスタイルは 唐津などの古い陶器に原型を見出すことが出来ます 

NETには 朝比奈さんが作陶している動画も掲載されていますが 左利きではないようです 


by toshi-ohyama | 2017-07-30 06:58 | 幕張骨董店 | Comments(0)

歴史研究は 組織か人か

以前ご紹介した 「昭和史講義」の続編が出ました

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巻頭で 監修者の筒井清忠氏(私と同い年 1948年生まれ)は 研究者を志望した頃 「あなたは 歴史研究にあたって 組織と人とどちらに興味があるか」と聞かれたとのこと

司馬遼太郎は 歴史小説の世界で 歴史上の人を「創造」してきました 私を含めて多くの読者が 司馬さんの書いた人が歴史上の史実と思い込んでいる人は多いようです
歴史研究者は 史実を忠実に読み解き 歴史上の人物に命を与えていく 研究者の醍醐味は歴史上の人物の解明なのかもしれません

このシリーズ 最新の研究を 多くの研究者が書き連ねていきます 第二巻も同じ形で編集されていますが 第三巻は人物で書き連ねます
冒頭に出て来る 加藤高明 若槻礼次郎 浜口雄幸が 揃って養子であったことも新発見でした 


by toshi-ohyama | 2017-07-28 06:33 | 幕張図書館 | Comments(0)

懐かしきニッキの味

京都 六道の辻は 地獄への入り口と伝わる場所

この六道の辻近く 松原通りに 一軒の飴屋があります

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慶長4年と云いますから 安土桃山の頃 埋葬された女性の墓から赤子の鳴き声が聞こえるので掘り起こすと亡くなった女性の産んだ男の子が見付かる 埋葬から子供が見つかるまで夜な夜な飴を買いに来る女性があり 子供が見つかると夫人が店を訪ねることもなくなる この子は成長して高名な僧となる
この飴が「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになり 京名物となるとのこと

飴は透き通ったニッキ飴 余り刺激はない優しい柔らかい素朴な味 ネットでは「黄金糖」、味覚糖の「純露」という飴に 色形味もそっくりと書かれていますが そうだとしても 時代的に話は逆で味覚糖が真似たものではないのか と思われます

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一応気になって 黄金糖も買い求めて味わってみました 明らかに味は異なります 私は子育て飴派です


奇をてらったものが増える中 こういう味は是非次世代に繋いでいって欲しいもののひとつです







by toshi-ohyama | 2017-07-26 09:42 | 幕張菓子店 | Comments(0)

閉店します

英国HARRODSと三越の業務提携が終了します
これに伴い ハロッズの代表ブレンド 14番ティーも輸入が終わります
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数々のブラインドテストで 常に上位に入っていたハロッズ紅茶一番の売れ筋でした

業務提携の終了に伴い 8月でトリコロールが運営するハロッズティールームも閉店 トリコロールを代表するティールームも歴史を閉じます
元々 英国ハロッズ百貨店にティールームは有りませんでした 「もしハロッズにティールームがあれば」とのコンセプトで 内外装は三越が メニューはトリコロールが作成し 英国ハロッズ百貨店の承認を取り付ける メニュー一つの変更も承認まで半年はかかる大仕事でした

スコーンも日本人に合わせて 現地のものよりしっとり感を増すなど細かい気配りが必要でした 半年以上前に買い付けていたティーカップの使用許可が降りなかったため 大量のカップがお蔵入り 発注していた紅茶が日本に届かず提供する紅茶の種類が極端に減ってしまった トラブルを数え上げれば数知れず
それでも お客様の高い評価を頂いてきました
親に連れられて利用したティールームに惚れて 就職先にトリコロールを選んだ方も居られます トリコロールの歴史の中で燦然と輝く歴史的なお店でした



 

by toshi-ohyama | 2017-07-22 06:16 | 幕張喫茶店 | Comments(0)

生命力

我が家の庭に 一本の椿の木があります 両親が新婚旅行で拾ってきた椿の種から育て 世田谷→横浜(綱島)→幕張と転々として現在の地に落ち着いた多分樹齢70年以上の五色椿

数年前に 大量のチャドクガが発生し 一枚残らず葉が食い尽くされ枯れる寸前でした 30坪近くある庭に 10本以上に増えていた椿を 1本だけ残して全て切り取ってしまいました 最後に残った枯れる寸前だった一本 初年度は少しだけ青葉が出て花も咲かず 今年は僅かに花を付けましたが 何と今年大きな実がついて種になろうとしています

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この生命力には 正直驚きました 枯れてしまうと思って居たのに 見事に再生しています
種が出来たら 大切に育ててみようと思います


 

by toshi-ohyama | 2017-07-20 08:39 | 幕張生花店 | Comments(0)

第二部完結

今月から自由人になり 一番増えたのが睡眠時間と読書タイム
溜まりに溜まった積読を精力的に読み崩しています

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今やベストセラー作家の仲間入りをしている上田秀人の御広敷用人大奥記録が完結しました 5年間12巻
このシリーズは 勘定吟味役異聞シリーズの第二部 勘定吟味役異聞は2005年に始まり通算すると足かけ13年 旗本の家に生まれた部屋住み水城聡四郎の成長物語
通算すると全20巻 出版の間隔は半年~1年 新刊が出る度に読み続けてきました 一巻を読み終えるのは1~2日 筋書きを想い出すのに苦労しますが 引き込まれていきました

上田秀人の作風は 江戸時代の社会の仕組みを徹底的に調べ上げ 歴史的事実に創作を加味し話を展開していきます
登場人物の心理描写は誠に細かい 世の人々は此処まで想いを巡らせているのかと感心するほど微に入り細に入り書き連ねていきます 時に辟易するほど心理描写は細かい もどかしくなる時がある程です それを愉しんでいる自分があることを感じさせぬほどのめり込んでいく自分がありました

著者後書きによれば 新たな舞台を用意して更に物語は続くとのこと 完結を待って一気に読むのも良いかと思います
 


by toshi-ohyama | 2017-07-16 06:36 | 幕張食堂 | Comments(0)

鰻三昧

採用担当時代の戦友 H氏からお送りいただいた 鰻 全長30cmの大物 温めるのに已む無く半分に切りました
ご馳走様でした 美味しゅうございました ご飯不要の大きさでした
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H氏も私と同じ昭和23年生まれ 彼は大学就職部で学生を送り出す側 私は採用側 昭和60年に私が採用センターに配属された時から30年を超えるお付き合いになりました 学生を送り出す厳しい姿勢以上に 彼の企業を視る眼は厳しいものがありました 
異なる立場から 切磋琢磨する30年間でした お互いに第一線を引退し 自由人生活をどう過ごすか 今も激論を交わしています

二人に共通の友人 K氏が病魔との激闘を終え西へ旅立って1年半 K氏との夜の反省会(?)は何時も鰻 彼方此方食べ歩きました
今も 鰻を食べるとK氏を想い出します H氏も鰻は大好物とのこと 鰻が取り持つ縁というのも不思議なものです


by toshi-ohyama | 2017-07-14 06:42 | 幕張食堂 | Comments(0)

応仁の乱の下準備

中公新書の「応仁の乱」が 異例の大ヒットしているらしいです
何せ 盛り上がりもなく100年戦が続いたそうな 余り素人受けするテーマではないのにもかかわらず 増刷を重ねているとか

何時もなら 直ぐ飛びつくのですが 今回は準備運動をしようと

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先ずは 司馬さんの作品から 司馬さんの初期には妖怪を取り扱った不思議な小説が沢山あります この小説を書きあげてから「坂の上の雲」に取り掛かったのだそうです 時代背景に 足利義政 日野富子を巡る応仁の乱時代の世界を取り上げています
司馬さんの妖怪小説は 現実と虚構の世界を縦横無尽に行き来します 何処からそんな世界が構築できるのか 司馬リアリズムに慣れ切って居る我々にはついていくのが精一杯になります 義政 富子を巡る史実は 余り出て来ません

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続いては 池波正太郎 此方は史実を忠実に追いかけていくようです 先ずは時代背景や 歴史の進行をしっかり頭に入れてから と 小説から取り組みます
昔に比べて 人の名前がまるで頭に入りません


by toshi-ohyama | 2017-07-12 06:47 | 幕張図書館 | Comments(0)

285枚の手紙

このブログは 食べ物の話ばかりだとの声もあって 本日は 映画の話

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第二次大戦中の1940年 ドイツ軍がフランスに勝利したころ ナチスには積極的な好意を持っていた夫婦が 息子を戦争で亡くした時から 二人だけでナチスに対して批判活動を展開 285枚のメッセージカードを街頭においてヒトラーへの批判を繰り広げます
組織的な反ナチ活動が始まる以前の話です ストーリーをお伝えするのはネタ晴らしになるので 是非映画を見ていただきたい

終映後 松尾貴史と宇都宮健司氏のミニ対談がありましたが 映画の中でゲシュタポ幹部が「総統の希望は 総統の命令である」というセリフがあり 松尾さんが「これは 今流行りの究極の忖度ではないのか この映画はこれからの日本を予見する映画でなければ良いのだが」と話していたことに 強い衝撃を受けました

個人的には 自衛隊の防衛力強化 憲法改正には賛成の立場を取りますが 集団的自衛権の行使 海外派兵という道は 大戦と同じ道を辿ってしまうのではないかとの強い危機感を感じます
しかしながら 北方領土 竹島問題 尖閣諸島問題は 強い抑止力なしには絶対に解決しない もしくは 日本を取り巻く諸国に日本固有の国土を蹂躙されてしまうのではないかとの強い危惧を感じてもいます
絶対に戦争を起こしてはならない しかし国を守る気概を捨ててはいけない この二律背反の答えは未だ得られていません 






by toshi-ohyama | 2017-07-10 08:40 | 日記 | Comments(0)

趣味人

小学校以来の友人が出版している雑誌 趣味人俱楽部(Club Schmitt) 第6号です

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いのうえ・こーいち氏は 元々蒸気機関車好きが 車に世界を広げ 趣味人を続けています
若き日に 趣味を仕事にすべきか 随分白熱した議論をしたことを 懐かしく思い出します 彼は熱烈な趣味人派でした 
彼は理工系 私は文科系 趣味嗜好全てが違うという位 私とは真逆な男でしたが 何故か一番の親友でした

小さな山の頂上近くにあった横浜の我が家に彼が来るときは 山を登って来る車の途轍もないエンジン音で来訪がわかるという物凄い車(決して改造車ではない)を駆使して走り回っていました
社会人になって直ぐの頃 お揃いのMGのオープンカーを買わないかと声を掛けられたことがありました とてもそんな余裕もなくお断りしましたが 彼の買った車で
桜新町の桜並木を駆け抜け花見をしたときには買わなかったことを少しだけ後悔したこともありました

そう 台湾の森林鉄道で走っていた軽便蒸気機関車を船便で日本に持ってきて 糸魚川の製粉工場の奥で走らせるんだと誘われて 枕木を並べる手伝いをしたのも愉しくも懐かしき想い出です

編集者の中に 同学年のNさんの名前も発見し 嬉しく思いました

今回の雑誌は 旬刊のようです 幕張新都心イオンの蔦田書店で 漸く二冊だけ書棚に並んでいるのを店員さんに探して貰って見つけました
前期高齢者には 活字が小さくて読み辛いのが唯一の苦情 中身は車とそのオーナーの愉しいエピソード満載です
是非 ご興味のある方はお買い求めください


 

by toshi-ohyama | 2017-07-08 06:35 | 幕張図書館 | Comments(0)



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