ラピスラズリブルー

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新橋朝蕎麦

自由人となって3ヵ月 未だ生活のペースが中々掴めず試行錯誤の毎日です

月曜日は 毎週新橋の元の勤務会社に顔を出します
現役時代は 6:10会社到着と云う生活でしたが 退任後は会社に机がないので 9:30の会議開始まで近所のWifiの使える喫茶店で時間を過ごします
朝食は 久し振りに立ち食い蕎麦に通うようになりました
新橋は 立ち食い蕎麦の激戦区 駅の周辺だけでも7店舗ほどありますが 私のお気に入りは此方

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駅前のニュー新橋ビル1F 箱根蕎麦 小田急系のチェーン店ですが 蕎麦も汁も此方が一番 朝6:45開店

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此方が 朝蕎麦310円
 
かき揚げは半分サイズですが 昼間は450円の商品 味は変わりません
不愛想なおっさんが店に立っていますが 人は悪くなさそう 

朝一番の愉しみです


by toshi-ohyama | 2017-09-29 07:22 | 幕張食堂 | Comments(0)

黒衣の宰相

文庫本の限界であろう 本文758ページの大作に挑戦しました

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著者の火坂雅志氏は 山本兼一に続き惜しくも2年前に逝去されました
「黒衣の宰相」は 金地院崇伝の一代記ですが 崇伝本人が膨大且つ克明に綴った本光国師日記を克明に読み込み書き込んだようです
本光国師の名は 徳川家とは対立した後水尾天皇から贈られたもの 
崇伝と云えば 諸法度の制定と共に方広寺梵鐘の銘文に難癖をつけ大阪冬の陣を起こさせた人物 この本の中では 裏の権力闘争のカラクリとして取り上げられています
引き込まれて一気に通読しました



by toshi-ohyama | 2017-09-27 08:29 | 幕張図書館 | Comments(0)

ニッキ飴の結論

六道の辻の子育て飴から始まって 二桁に及ぶ試食を重ねました 
私の結論 お勧めは この2点

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左は市販品でヨーカ堂あたりでも手に入ります 右は巣鴨金太郎飴製 
お勧めのポイントはニッキのピリッとした辛さ 子育て飴は名前通り独特の柔らかい味でした(別格) ニッキ本来の鋭さを感じられるのはこの二つでした



by toshi-ohyama | 2017-09-25 08:28 | 幕張菓子店 | Comments(0)

堀田善衛

学生時代 夢中になって耽読していた作家に 堀田善衛があります

ちょっと世間に背を向けているような皮肉屋で 物事の本質を鋭く抉る文章に魅了されていました
「日本国家が天皇が 何故この私個人に対して召集令状なぞというものを突きつけて兵隊として戦場に連れ出す権限があるのか」という問いかけに 何ら反論も出来ない自分を見出し 自らの進む道を考えざるを得ないところに追い詰められたことを鮮明に想い出します
「めぐりあいし人々」は 集英社編集部員を対象とした講演会をまとめたもののようです 自慢話のような口調で語られる彼の交遊録は 余りの広さと深さにため息が出るばかりです

二冊目は 堀田 司馬遼太郎 宮崎駿 という 面白い顔ぶれの鼎談

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堀田 司馬 ご両人は 縦横無尽に論戦を張り 宮崎駿は年齢の差か 一歩下がって傾聴するような二等辺三角形の会話が続きます
 

by toshi-ohyama | 2017-09-23 06:46 | 幕張図書館 | Comments(0)

背文字が読めぬほど薄い

新潮文庫の藤沢周平作品 「静かな木」 短編3作 本編115頁 背文字が読み取れぬほど薄い一冊です

巻末の 立川談四楼の解説によれば 短編の遺作となった「偉丈夫」が収録されています
活字は 12ポ程の 文庫では珍しい大きな文字で印刷されています 老人にはとても読みやすいです

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立川談四楼は 熱烈なる藤沢周平愛読者の様で 藤沢周平ファンの頭の中には 海坂藩の地図が明確にあると書いています
この本に収録された短編遺作「偉丈夫」には 本藩海坂(うなさか)藩始祖政慶公が始祖の次男仲次郎光成公に一万石を与え支藩海上(うなうみ)藩を分家した話が出て来ます
海坂藩は 藤沢周平の故郷 鶴岡を模したと云われていますので 頭に浮かぶ海坂藩は鶴岡の町並みを思い浮かべるのではないでしょうか

談四楼は「未読の作品数冊を残している」と語っています
私も 司馬遼太郎の「街道をゆく」の未完となった第43巻は 中々読み始められませんでした 此れを読んでしまうと司馬作品が終わってしまうことが中々受け入れられなかった 談四楼師匠の気持ちが良く判ります
私にとっても この短編で新潮文庫の藤沢作品は 後2冊を残すのみとなりました 大事に大事に読まねばなりません
  

by toshi-ohyama | 2017-09-21 06:31 | 幕張図書館 | Comments(0)

姉貴の尻尾

向田邦子作品を読み漁っているうちに 彼女の弟が本を書いていると知り 早速amazonで買い求めました

向田作品の中では 福助頭だの 癇癪持ちだの散々にこき下ろされてネタにされている弟の保雄氏 一番近い人が書いた文章から向田邦子の姿を感じ取ろうと考えました

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それ程ボリュームのある本ではありませんが 前半戦は姉貴顔負けの文章力で読者を引き込んで呉れます

中盤に 飛行機事故の後 自身の体調不良を顧みず遺体処理に台湾に飛んだ折の保雄氏の心境が綴られます
これは 家族の備忘録としては意味があるかもしれませんが 向田邦子の愛読者には酷な内容です

後半戦は 些か冗長...

余り後味の良くない読了です

 

by toshi-ohyama | 2017-09-19 08:40 | 幕張図書館 | Comments(0)

再びの向田邦子

脚本作家 向田邦子は 乳癌を患い術後右手が全く動かなくなります
左手で書いたとご本人も 何処かに書かれていたと記憶しますが 作家としてのデビュー作「父の詫び状」

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昭和51年 当時の文藝春秋相談役 車谷弘から依頼され 銀座の広報誌「銀座百点」に初めて執筆したのが この本 昭和51年2月から53年6月まで連載されました
改めて一読し 殆ど内容を覚えていなかった...如何に読み飛ばしていたかと云うことか...しかし忘れると云うことは素晴らしいこと 新鮮に読み直しました
この方は なぜこんなに昔のことをこれほど細かく鮮明に覚えているのだろうか 母親がやたら昔のことを細かく覚えていて TVドラマの台本を書いているときに電話して 色々聞きだしたと書いていますから 母親の力 大なのかもしれません
但し 彼女の記憶は結構いい加減なところもあります 単行本ではそのままだったでしょうが 文庫本では編集者が彼女の記憶違いを最小限修正コメントを入れています

多分 飛ぶような勢いで書き飛ばして書いたのではないか でも左手ですから 少しはゆっくりだったかもしれない
いずれにせよ 一気に書き上げた感じが読み取れます

推敲に推敲を重ねた司馬さんの文章にも魅了されますが 書き飛ばしたような向田節も捨てがたいものがあります

勤務先の本店が銀座5丁目にあり 会社が銀座百点会に入会するときに度々事務局(銀座CORE8階)にお邪魔していましたので 銀座百点には愛着があります
女性ばかり5人ほどの小綺麗な事務所が印象的です

by toshi-ohyama | 2017-09-17 07:18 | 幕張図書館 | Comments(0)

秘すれば花

向田作品に入る前に 妹さんの向田和子さんが書かれた二冊

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恋文のほうから取り掛かりました 向田邦子さんの死後 若き日に向田邦子の書簡と 手紙を受け取ったN氏の日記 N氏の母親からご遺族に戻されたものだそうです

向田邦子が手紙を出した相手は 編集者時代の友人カメラマン 妻子のある方で昭和39年2月19日に亡くなっています 向田さんは昭和4年生まれですから35歳頃? 森繁の重役読本(ラジオ) 七人の孫(テレビ)と脚本作家として大忙しだった時期

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N氏が撮った向田邦子 向田邦子は 美人だったという説と そうでもないという説と 相対しているようですが 私は前者派

和子さんの本には 向田邦子の部屋に残されていた写真が数多く掲載されています 若き日に交流のあった写真家の作品 
私は 普通のスナップ写真だと観たのですが...
ご本人は まさか公表されるとは思っていなかったでしょう

by toshi-ohyama | 2017-09-15 08:52 | 幕張図書館 | Comments(0)

山口瞳と池波正太郎

山口瞳 池波正太郎共に 大好きな作家です
山口瞳の息子 山口正介が 自分の父と池波正太郎を対比しています

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山口正介氏は 映画評論家だそうです 映画好きの池波さんとは試写会で良くお会いしていたようです
勿論 自分の父親である山口瞳のことはいくらでもエピソードをお持ちと思われます

二人の作品から受けていた印象と この本の内容は ほぼ一致していました 内容はとても面白く二人の愛読者なら是非お勧めですが 二人を対比すること自体は
少し無理があるかと感じました




by toshi-ohyama | 2017-09-13 07:43 | 幕張図書館 | Comments(0)

瀧川鯉昇の鯉のぼり

日曜日の18:00 地元千葉テレビで浅草演芸ホールの中継録画番組があります
色物は余り出ません 15分程度の噺が中心ですが 浅草まで出かけずに落語が聴けるので重宝しています

瀧川鯉昇という噺家が居りまして 独特の話を独特のくすぐりで演じます
決してメジャーな噺家ではありません 
番組の中で 自伝を書いたと云うので amazonで取り寄せました 寄席以外には並んでいないそうな

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浜松の出身 八代目春風亭小柳枝の弟子になるも 小柳枝が酒のしくじりから廃業 小柳枝の兄弟子だった柳昇門下に移るが柳昇とは必ずしもしっくりしていない
鯉昇は 大酒飲み 演劇を目指したというが 決して器用な噺家ではない 女性 武士を演じるのは苦手 人情噺も...
長屋の滑稽物は一流を築いた印象を持ちます

冒頭に7時間で読めます と書かれていましたが 一晩で読了 満足


by toshi-ohyama | 2017-09-11 17:57 | 幕張図書館 | Comments(0)



蒼き空を目指して
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