ラピスラズリブルー

<   2018年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

年に一度の生茶

過日 新茶のご紹介をしましたが 今回は 生新茶

d0338347_09143553.jpg
生茶の定義は 茶葉を摘んでから4時間以内にー30℃以下で保存した茶葉を使ったお茶のことだそうです(キリンビバレッジの定義)
少し青臭さを感じる 角のあるお茶 若々しく瑞々しいお茶です ある意味 お茶のボージョレーヌーボーとでも言いましょうか
一年に一度しか出回らないという意味で 季節を感じさせます



by toshi-ohyama | 2018-05-30 06:19 | 幕張喫茶店 | Comments(0)

本店工事中

銀座 トリコロール本店は 只今修理中です 営業は続けて居ります
d0338347_08203585.jpg
現在の本店は 三代目 初代本店は昭和20年東京大空襲で焼失 二代目は昭和21年頃再建され 昭和50年に現在の姿に
40年も経ちますと 雨漏り 水道管の破裂による水漏れ 漆喰壁の腐食等  傷みが目立つようになりました
毎年 少しずつ修復をしていきます
店を閉めることは商売上お客様にご迷惑をおかけする事になるので出来るだけ避け 屋根と外壁を修復するために足場を掛けました

最近 若いお客様も増え 写真を撮られるお客様も多いのですが 1か月ほどご迷惑をおかけします
近隣の皆様にもご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます
 


by toshi-ohyama | 2018-05-28 06:22 | 徒然 | Comments(0)

素顔の西郷隆盛

著者 磯田道史氏の活躍ぶりには 往年の司馬遼太郎のようなオーラを感じ始めています

d0338347_09111526.jpg
武士の家計簿 無私の日本人など文献を読み解き それ程面白くない話を面白く語るところから NHKの英雄たちの選択のように歴史的に結果のわかっている二者択一を面白おかしく解説するなど 歴史に興味を持たせるべく走り回っている感があります

元々無類の古書好きと聞きますが どうやって此れだけの知識を蓄積しているのか 寝る暇はあるのか 心配がつのるほどの活躍ぶりです

大河ドラマの影響もあり 大西郷ブームの昨今 西郷本が書店に溢れかえっています その中にきちんと西郷論を提供しています
皆が良く知るエピソードにはあまり触れず 寺田屋事件も たった4行で書き飛ばしています
文章は 語り言葉の読みやすさで綴られ 新書版の特徴をきちんと踏襲しています
流石に巻末に掲げた参考文献は 僅か11冊ですが 其のどれもが余り我々が眼にしない資料ばかりです
未だ48歳の働き盛り 此れからの活躍が愉しみな作家です

この本の中で 新たな発見をしました
慶應三年 大政奉還にあたり 徳川慶喜が西洋事情に詳しい蘭学者に諮問した内容として 次のようなスキームが述べられているそうです
天皇は基本的に象徴で何の権限も持たない 外交権 行政権 通貨発行権などの実質行政権は(引き続き)幕府の官僚機構が担う 諸大名で議会を構成させるが決定権はなく 只参考意見を述べるだけ 慶喜自身も大名会議に参加出来る 云々
土佐藩山内容堂(後藤象二郎)が 大政奉還を検索した際 慶喜が余りにあっさり大政奉還を受けたことが 大きな疑問として残っていたのですが 此れならば実質は何も変わらないので 大政奉還自体は慶喜にとって何の痛痒も感じないということだったのでしょう
故に その後 王政復古の大号令に続き 慶喜追討の密勅が出されると 慶喜は思ってもみなかったのであろうと推察します

もう一つ 鳥羽伏見の戦いで敗戦を喫した慶喜が 大阪城から逃げ出すという事件が起きていますが この時に 英国公使ハリー・パークスが 慶喜に対して 大政奉還をしたのであれば現在の日本の主権者は京都朝廷であり 慶喜が朝廷に逆らいこれ以上戦線が拡大するようであれば 諸外国は局外中立を破棄し 居留地に居る自国民保護のため 大阪城攻撃も辞さないとの宣告を慶喜に告げていたとのこと 事実 慶喜はアメリカ艦を経て 榎本艦隊で江戸に逃げ帰っています
慶喜が戦線離脱した理由が 良く判りました


by toshi-ohyama | 2018-05-26 05:54 | 幕張図書館 | Comments(0)

カツカレーの創始者 歴史の余白

銀座SWISSのカツカレーは 巨人軍の千葉茂が カレーとトンカツを別々に食べるのは面倒と カレーの上にトンカツを置いてくれるように頼んだのが始まりと ずっと思っていました

d0338347_15582026.jpg
今回 読破した歴史の余白では 文化勲章受賞者で元横浜市長平沼亮三の自邸で 戦前からスポーツライスとの名前で 同じ料理が提供されていたと 三田評論 平成21年3月号に 慶應義塾幼稚舎長(校長)加藤三明氏が発表されているとのこと 銀座SWISSは 困ったことになったと思っているのではないでしょうか

歴史上のゴシップや逸話をコラム的に並べていますが この手の本を読むと戸板康二氏の文章が ユーモアに溢れ 思わず微笑んでしまったのを懐かしく思い出します
誰しも 裏話は大好きですが 書き方で下卑てしまうこともあり読後感が大きく異なることもあります

歴史好きは こんな本には 必ず手が出てしまいます



by toshi-ohyama | 2018-05-24 06:04 | 徒然 | Comments(0)

古代史から読み解く日本のかたち

里中満智子さんは 女流漫画家という認識しかありませんでしたが 本作中で彼女は平安時代の研究者 主として貴族の日記の分析をしていると自己紹介しています
彼女は16歳の時に漫画家としてデビュー 大阪桜宮高校を中退 しかしながら 日本古代史については深い造詣をお持ちです

d0338347_17172600.jpg
題名に惹かれて求めました 倉本和宏氏との対談ですが 元ネタは朝日カルチャーセンターでの対談講演録だそうです

お二人が 相手の学説を否定する場面も多々見受けられ 中々面白い 和気あいあいではありますが そんな見方もあるのかと引き込まれていきました
里中さんの代表作は 天上の虹 持統天皇の物語だそうです 漫画は苦手なので余り手を出しませんが 以前長屋王を調べていて 彼女の作品を何冊か紐解いたことを
想い出しました




by toshi-ohyama | 2018-05-22 06:43 | 幕張図書館 | Comments(0)

闕所奉行裏帳合

大好きな上田秀人の作品全6巻を一気に読了しました

d0338347_08481149.jpg
初めて聞く 闕所という言葉 しかもこんな不思議な奉行職があった事を初めて知りました
江戸払いというお仕置きが 有名無実で旅草鞋を履いていれば旅行中と看做され 市中に入り込んでも黙認されたとか
今回は 歴史上の人物 鳥居耀蔵が登場 儒学を信奉し洋楽排除に躍起となった人物でこの小説の中では悪役を演じています
第6巻は 少し物語を端折った感じがします 後数冊は書けたものを無理やり簡潔に追い込んだような消化不良が残ります
次のシリーズを始めるために 無理やり終わらせてしまったのではないかと推察します


by toshi-ohyama | 2018-05-20 05:24 | 幕張図書館 | Comments(0)

限りなくBlue

神代植物園の薔薇園が盛りを迎えています
d0338347_07171842.jpg
d0338347_19350296.jpg
ブルー・バユーと表示されていますが 私の眼にはヴァイオレットに見えました
薔薇で青い花を咲かせたら ノーベル賞が貰えるなどという話を聞いたような気がします
青大好きの私ですが 生きているうちに青い薔薇を観てみたいものです

プリンセス・ミチコ とか 著名人の名前を冠した薔薇も沢山あるようです
私の名前を冠した青い薔薇なんて素敵じゃありませんか
花音痴の私には 中々近寄りがたいものがあります

by toshi-ohyama | 2018-05-18 06:31 | 幕張生花店 | Comments(0)

一日たりとも

昨日5月15日は「福澤先生ウェーランド経済書講述記念日」なのだそうです

慶應四年(1868年)丁度150年前 戊辰戦争の上野の戦いでは、官軍が加賀前田藩邸(現東京大学構内)から不忍池を超えて上野の山の彰義隊にアームストロング砲を打ち込んでいた。殷々とした砲声の中でも学問研究の一日もゆるがせにできないと「英書経済の講釈をしていました」と福沢諭吉は、『福翁自伝』(王政維新)で言っている。その英書がこのウェーランド『経済学』なのである。これを記念して慶応大学では今でも、5月15日を「福沢先生ウェーランド講述記念日」として講演会が行われている

福翁自伝の中で 福澤先生は「慶應義塾は一日たりとも休業したことはない」と述べられておられますが 私の学生時代も 神宮球場で野球の早慶戦(慶應の中では慶早戦と呼びます)のある日(土曜日) 早稲田大学は全額休校となるのですが 慶應は一時限だけ授業を行い それから神宮に駆け付けます
講義を担当する教授も このエピソードを披露してくれていました
学生当時は 多少の違和感もあり早稲田の学生を羨ましく思ったことも事実です
しかしながら 今になって思えば こうした歴史を大切に後世に伝え続けることの意義が判るようになってきました

蘭学塾を中津藩中屋敷(現在の聖路加病院近く)に開業したのが 1858年福澤先生25歳の時 
10年後の1868年4月に慶應義塾と命名 戊辰戦争のこの5月15日 慶應義塾は 浜松町芝新銭座(神明小学校跡)にありました
現在建てられている碑に この日のことは書かれていません 

d0338347_06592975.jpg
後に この地は攻玉社となる近藤真琴の私塾に譲られ 慶應義塾は三田に移転します


こんな処に 伝統が芽生えていくのですね 

by toshi-ohyama | 2018-05-16 07:01 | Comments(0)

上田秀人 104冊目

時代小説作家 佐伯泰英氏にも随分お世話になりましたが 些か飽きが き始めており 最近は上田秀人の方がお気に入りです

新しいシリーズ 日雇い浪人生活録が 既刊5巻となりましたので読み始めました
何冊か溜まってからでないと 粗筋も忘れてしまうのでこのシリーズも発刊から2年が経っています

d0338347_16143854.jpg
主人公は 田沼意次 今まで悪役として書かれることが多かった意次を 上田秀人はどう料理するか とても楽しみです
ちなみにこの作品は 104冊目 歯科医師の現役でありながら 15年で100冊というハイペースで書き下ろしている作者に驚きと称賛の拍手を送ります



by toshi-ohyama | 2018-05-14 06:52 | 幕張図書館 | Comments(0)

喜寿の会

還暦の辺りから 昔の仲間と集まることが多くなってきました

d0338347_19290041.jpg
中学校のクラスメイト 5人で勝沼のワイナリー巡りを愉しみました
原茂(はらも)ワイナリーは70年程の歴史を持つそうです メンバーの一人が5月11日で先頭を切って喜寿を迎えました
銀行員二人 パイロット一人 製菓業界一人 実は4人とも海外勤務経験者 海外から年金を受給していて 現在の円高にニンマリしているところです

中学の担任に原崎茂先生(綽名はハラポン)という方が居られ大変お世話になりました 勝沼郊外を歩いていてこのワイナリーを見付け ハラポン先生を懐かしく思い出しながら献杯しました

現役のうちは 集まることも少なかったのですが 一昨年は53年振りに林間学校でお世話になった戸隠武井旅館を訪ねたり 老人会を重ねています
気心の知れた仲間との至福の時を愉しみました 

by toshi-ohyama | 2018-05-12 05:37 | 日記 | Comments(0)



蒼き空を目指して
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
私の読んだ文庫本は201..
by toshi-ohyama at 09:38
こんにちは。 私もル..
by desire_san at 16:19
何とこのヒールは 猫脚と..
by toshi-ohyama at 08:40
こんにちは。 私も『..
by desire_san at 17:04
こんにちは。 私もモネ..
by desire_san at 09:43
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
区別が付きますか?
at 2018-07-17 06:13
藤沢周平(5)長門守の陰謀
at 2018-07-15 06:18
奇跡的なお値段 赤坂ふきぬき..
at 2018-07-13 06:13
藤沢周平の歴史小説 
at 2018-07-11 06:03
似ているようで
at 2018-07-09 08:30
近代日本人の精神史
at 2018-07-07 05:37
塩2題
at 2018-07-05 06:30
鬼はもとより
at 2018-07-03 05:28
同じ商品なのに
at 2018-07-01 06:26
西郷どん
at 2018-06-29 06:13
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧