ラピスラズリブルー

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散り椿

物語は 京都一条通り西大路東入ル 地蔵院から始まります
著者 葉室麟は昨年12月 惜しくもその生涯を終え鬼籍に入りました

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9月28日公開予定が迫り 慌てて買い求め 読了しました
映画を観る前に原作を読む原作派と 先ず映画を観てから小説に取り組む映画派 
映画ファンは後者が多いでしょう 私は原作派

山田洋二監督のように 何作かの短編を紡いで映画を作る監督の作品は映画派向きかもしれません
葉室麟の作品は 少しまだるっこしく感じるほど 話の展開が遅い 余り映画向きではない作品かもしれません
原作の登場人物と演じる俳優のギャップが却って作品を面白くするかもしれません

そして 封切り初日に 映画を観てきました
ほぼ 原作通りの作品でした
原作では 新兵衛は六尺を超える快活な大男との設定ですが 映画の主演は岡田准一 彼なりの新兵衛を作っています
少し地の飛び散るシーンが多く感じます
映画の中での散り椿は どうやら富山にあるようです 白い椿が多い見事な樹です
可能であれば是非 散り際を観てみたいと思います

地蔵院の散り椿は 改めて後程ご紹介します







by toshi-ohyama | 2018-09-29 06:51 | 幕張図書館 | Comments(0)

微妙に違う

柿の種で有名な亀田製菓は新潟の煎餅屋です
品川巻は品川沖で採った海苔を巻いた 品川宿の名産品 此れに亀田製菓が挑戦しています

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直ぐに イオンがPB商品を出します
上がPB 下が亀田製菓製 
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左が亀田製 右がPB
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左がPB 右が亀田製

細かく調べると 海苔の質 大きさ 付け醤油が異なります 同梱のピーナッツも形が違います
どうも今一つ PBの趣旨が判りません
多分 生産側は 商品を置いてもらうため 生産ラインを出来るだけ動かすため 流通経費を掛けず 生産量を増やすために  PB生産を受けるのだろうと思います
総体としての生産量が増え 消費者には選択肢が増え と良いことばかりのようにも見えますが 果たしてそうなのか 食べるたびに疑問が増えます

ちなみに 品川巻は 明治28年 品川宿に開業した せんべい処あきおかが 地元の名産であった品川海苔を手で巻いて作った地元の名産品 今も老夫婦が手作りで頑張って居られます 味は 「あきおか」のものが一番美味しく感じます




by toshi-ohyama | 2018-09-27 05:35 | 幕張菓子店 | Comments(0)

魂の不信任演説

枝野幸男議員とは 必ずしも一致しない部分もありますが 彼の政治姿勢には大きな期待を持っています
元々は 梁瀬進元議員と長い交流があり 梁瀬さんの後輩でもある枝野さんを紹介されました
枝野議員の勉強会にも通った時期があり 彼の立ち位置も良く理解しています

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2018年7月20日第196国会最終日に 野党5党は安倍首相に不信任決議案を上程します
野党第1党の代表として 枝野さんが3時間近い大趣旨説明を行いました この本は議事録ではなく 映像から書き下ろした演説の全文です
不信任の趣旨を7項目にわたって説明してしますが 立憲主義とは 議会制民主主義とは 議院内閣制とは と彼の立ち位置から安倍首相の姿勢を厳しい舌鋒で糾弾する様は歴史に残る名演説と感じます
2時間43分の演説は 原稿を読み上げるのではなく 10枚程度のレジュメのみを確認するのみで 自らの主義主張を堂々と論戦を張っています
戦前の政治家は 原稿を読み上げるような演説はしなかったとか
私の入手したものは 既に第5刷 感銘を受けました 


by toshi-ohyama | 2018-09-25 06:19 | 幕張図書館 | Comments(0)

初めての3ナンバー

レンタカーではありましたが 初めて3ナンバーの大型車を運転しました
長く自動車運転をしていますが 5ナンバーの小型車しか持ったことがありません
毎年恒例となった仲人の墓参りに三島でレンタカーを借りました

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何時もは 自分の車と同じ FITハイブリッドを選ぶのですが 生憎在庫がなく プリウスの3ナンバーしかありませんでした
車幅等車の大きさは余り感じませんでした
流石に 車の造りはしっかりしていますが とても重い...加速も悪くないのですが 何となく重厚感につぶされそうになりました
普通車の魅力はそれ程感じないまま一日が終わりました 150kmほど走って返却 少し疲れが残ります
もう少し軽快感のある方が 私には居心地よく感じられそうです






by toshi-ohyama | 2018-09-23 05:47 | 徒然 | Comments(0)

昭和の怪物 七つの謎

昭和の歴史研究家として 信頼出来る人物は 半藤一利と保阪正康をあげます

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保阪氏は 1939年生まれですから 今年79歳
彼が 研究してきた昭和史の集大成のような著作です
石原莞爾に二章を割いていますが 東條英樹 犬養毅 渡辺和子 瀬島隆三 吉田茂のエピソードを連ねてあり 彼の歴史観が良く判ります





by toshi-ohyama | 2018-09-21 06:16 | 幕張図書館 | Comments(0)

千葉名産 焼き蛤

千葉名産と云えば まず頭に浮かぶのはピーナッツでしょうか 
海に囲まれる千葉は 海産物も多く見受けられます

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此方は 非常にローカルな銘店「大坂屋」の焼き蛤

大阪ではなく大坂 此れは佃島同様 江戸開府にあたって大阪から移住してきた佃煮屋さんかと思いきや 現在は三代目ということですから昭和世代のようです
浦安辺りが貝類の集積場であるようですが この店は千葉駅の近くの登戸(のぶと)に本店があります
京葉道路から細い道を入って行く知る人ぞ知る老舗です

佃島に負けぬ美味しさを誇っていましたが こんな形でスーパーに登場 早速購入しました
一本200円近くする高価な串焼きです
肝心のお味はというと 実は真空パックにしたせいか 少し固め 味は濃いめ...
店で買うものとは少し違うかと...
保存は難しい ということでしょうか

by toshi-ohyama | 2018-09-19 07:10 | 幕張食堂 | Comments(0)

朝鮮人特攻隊員の碑

1944年5月11日 陸軍戦闘機隼で 知覧飛行場から特攻として出撃した 光山文博少尉は
卓 庚鉉(タク・キョンヒョン(タク・ギョンヒル) という朝鮮人でした

出撃の前日 飛行場の近くの富屋食堂で アリランを謡って別れを惜しんだとのエピソードが残ります

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本著は 朝鮮人なのに日本名で死んだことを悔やむ特攻兵の夢を見た ひとりの女性が慰霊碑を彼の祖国の地に建てようと悪戦苦闘する実話を綴った本です

光山文博氏の話は 映画化されたり 富屋食堂の鳥濱トメさんの自叙伝でも取り上げられています
私も現地を訪れたことがあります
知覧平和記念館には 多くの慰霊碑が建ちますが 彼の故国に慰霊碑を建てたいと立ち上がる黒田博美さんの真意・心境が なかなか理解出来ませんでした

日清戦争に始まる 日本の大陸進出の結果 日韓併合という悲惨な歴史が刻まれました
どう理屈をつけても 朝鮮併合は間違った選択でありました 歴史を償うことの難しさは 当事者ではなかった我々の世代には 只瞑目するのみ という処へ追い込まれてしまいます 何時までも謝り続けることにも抵抗がありますし この歴史結果をもってしても 日本が二度と戦争を巻き起こさないという誓いへの抑止力にもなりそうにない気がしてなりません 

黒田さんが 慰霊碑を建てたいと思った気持ちが 最後まで理解はできませんでした
「二度と過ちは繰り返さない」という珍妙な誓いの碑に比べれば まだましとは思いますが 彼の祖国に慰霊碑を建てることが本当に意味があるのかとの思いがぬぐえません

巻末の解説の中で 「日本否定という反日的教育は 韓国人が新たに韓国人として生まれ変わるためには不可避のことだった」と書かれている言葉が強烈に心に残ります

京都豊国神社前に 今も残る「耳塚」もグロテスクなものとして私は疑問に思います 歴史から消し去るべきものだと感じます
同じ次元には置きにくいかもしれませんが 彼女の建てた慰霊碑は「光復会」等の反日団体により引き倒され 土中に埋められてしまいます
日韓の友好を築くには 我々はどうすれば良いのか 答えはますます遠のきます


by toshi-ohyama | 2018-09-17 06:35 | 幕張図書館 | Comments(0)

てんぷら近藤

銀座に 天婦羅の名店があります
店主近藤文夫氏は 私と同い年の昭和23年生まれ 商業高校を出て山の上ホテルに就職 
ホテルの創業者吉田俊男社長から和食をやれと云われ ホテルの天婦羅店に配属されます
当時月商100万円にも満たなかった店でした 
5年目で料理長に指名され 21年間で年商3億円の店に 土門拳 池波正太郎氏等に可愛がられ 1991年独立します

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薄い衣 野菜の天婦羅は 彼の創り上げた料理法 西洋料理に引けを取らない日本の代表的和食として確立した料理界の至宝というべき料理人です
銀座の飲食の世界にあって 近藤さんは 人間国宝のような存在
中々 お店を訪問する機会はありませんでした

私の赤坂勤務時代に 近藤さんの山の上ホテルの先輩が開いた「楽亭」で かき揚げ丼を良く愉しみました
山の上ホテルの天婦羅も 接待で何度か味わいました
何となく 敷居が高く 此れ迄近藤で天婦羅を愉しむ機会はありませんでしたが 友人から是非との希望もあり 漸く近藤さんの技を味わう機会が得られました

中身は 此方で http://lapizlazuri.net/kondoh.html
 

by toshi-ohyama | 2018-09-15 06:27 | 幕張食堂 | Comments(0)

逆転した日本史

聖徳太子は実在の人物ではなかった 坂本龍馬の果たした役割は それ程重要ではなかった  徳川幕府は鎖国をしていたわけではない 等々
本屋で 手に取ると歴史好きには買わずにはいられない...

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著者の河合敦氏は 高校教師から文筆業に転身された方らしい
歴史研究の手法が違うのでしょう 内容が些かポピュリズムに堕ちているような印象を受けました
出版元の扶桑社はフジテレビ系列 この会社の新書シリーズは 企画の良さに中身が追い付かないものが多いような気もします





by toshi-ohyama | 2018-09-13 04:22 | 幕張図書館 | Comments(0)

ゲランドの塩は

昔から名前だけは知っていたゲランドの塩
実は ずっと岩塩だと思っていました

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実は 岩塩ではなく 瀬戸内と同じ塩田製法の塩でした
フランス西海岸、ブルターニュ地方 粘土質の地層を生かし 機械を使わず伝統的な手法で生産されるのだそうです
其処には 塩職人(パリュディエ)が 携わっているそうな
近代に入り 一度途絶えかけていた製法を30年近くかけて再生復興がなされたのだとか
料理業界では 高く評価されます
最近 スーパーにも置かれるようになってきました

以前 食品展示会で ゲランドの塩を使った 塩チョコレート成るものを買ったことがあります(試供品)
カカオと 塩は とても合います
但し それ以降 塩チョコレートは一度もお目にかかったことがありません




by toshi-ohyama | 2018-09-11 06:52 | 徒然 | Comments(0)



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