ラピスラズリブルー

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昭和史講義(軍人編)

筒井清忠しの編集する昭和史講義シリーズの続編 軍人編
昭和史 特に第二次世界大戦については 戦後70年を経過し新たな局面に到達しつつあるというべきなのかもしれません
戦勝国による東京裁判により 戦争犯罪人が一方的に断罪され 日本人による今次の戦争責任は問われぬまま 歴史として凍結されつつあるように思われます

戦争の原因も 自衛戦争であったという主張も 結局結論の出ぬまま 放置されており 日本国憲法は戦争放棄という国家方針を立てたものの 憲法解釈の修正により集団的自衛権が承認され 日本の軍隊が再び国外で活動出来る道を拓いたようにも見受けられます

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戦争経験者が皆無に近い状態となり 新しい資料も発見に至らず 今後の歴史研究も行き詰まりを見せているように感じます 
軍人たちの評論は 東條や山本等の実像に燭光を浴びせた感もありますが 何故か井上茂美海軍大将が取り上げられていないことに違和感も感じました


by toshi-ohyama | 2019-01-30 06:29 | 幕張図書館 | Comments(0)

めんべい

明太子の製造工程で どうしても生じる販売出来ない規格外製品や屑ものを集め
煎餅状にしたものが めんべいの始まりです
20年ほど前 博多出張時に 明太子専門店で見付けたのが出会いです

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当時 これは絶対ヒット商品になると思いました
明太子のピリ辛感もあり 名古屋の海老煎餅「ゆかり」のような味わいです
その後 余り見掛けませんが 時々博多物産展のようなところで お目にかかります
今は マヨネーズ味とか 種類も増えていますが 私は元々の素朴なものが好きです



by toshi-ohyama | 2019-01-28 06:19 | 幕張菓子店 | Comments(0)

東京裁判 神話の解体

又一冊 東京裁判を回顧する作品が出版されました
神話の解体 というサブタイトルが気になり手に取ってみました

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著者は 海外の方
ウェッブ裁判長 パル判事の判決文について 議論を展開しています

正規の政府組織の上部構造であり 1930年代から1940年代にかけて 戦争の緊急事態に対応するため「連絡組織」と称する 日本の成文法に規定されない慣例上の政府機構―超法規的組織が数多く編成された

  四相会議 

  五相会議

  大本営政府連絡会議

  御前会議

  最高戦争指導者会議

大本営会議

正規政府組織

  内閣

  枢密院 

  陸海軍首脳

国際条約や協定の締結相手は国家である 其の国家の構成要素である政府機構の様々な地位を占める個人が国家権力を行使することにより国際社会に対して負う義務履行を確保することから 東京裁判において個人の戦争責任を問うた

捕虜虐待や占領市民に対する残虐行為の恒常化について 効果的な処置を講じなかった日本政府指導者の個人責任として不作為責任を問えるかどうかで争った

判事の根本的な責務は 法の公正な適用の下に 証拠に立脚した筋の通った意見を書くことだが パル判事は日本の戦争遂行ではなく 西欧諸国による植民地主義や帝国主義を断罪すること-当時母国インドがまさに払いのけようとしている植民地主義の覇権を糾弾する場を得ようとして判事就任を受けたのではないか

即ち 日本の戦争や戦争犯罪に関する審理は重視せず判事としての裁定義務を全く履行していない

パルは実際の法廷審理の1/4近くを欠席している

著者は 東京裁判自体の正当性(戦勝国が敗戦国を裁くことの是非)を議論せず 純法理学上から判事の職務をみており パルの判事としての不適格性を厳しく糾弾している

(開廷にあたって 判事は 法に基づく上程・告訴された戦争犯罪に対する審理をすることを宣誓している)

パルは 起訴状が依拠する国際法秩序そのものの正当性を認めず 被告人は裁かれるべきではなく 連合国は戦争を仕掛けた張本人として国際裁判で裁かれるべきと主張する

パルはニュールンベルグ裁判で否定された「主権の行為の原則」(国家を構成する個人は 国家の名のもとに犯された犯罪に対して何らの個人的責任も負わない)を楯に 戦争は国家行為であるから政治・軍事指導者は誰も問責されないと主張する

パル判事の主張

・現行の国際法のもと 侵略は犯罪ではない

・侵略戦争に対して 個人は責任を問われない

・支配の手段として戦争に訴えることを規制する様な国際法は存在しない

レ―リングは 侵略戦争は裁判所の管轄の犯罪を構成せず、国際法は侵略戦争を犯罪として認めず また認めるべきものでもないと主張する

1928年に63カ国の間で締結されたパリ不戦条約は 国際関係における争議を解決する手段としての戦争を禁止した国際協定であるが レ―リングは「単なる平和を望む気分の表現」に過ぎないと言明している

パリ条約が 侵略戦争を個人に責任を負わすことの出来る戦争犯罪とはしていない

侵略の罪が犯罪をなさず、平和に対する罪が犯罪と認められるようになったのは 1945年8月以降である

連合国は正義の戦いの戦勝国であり 戦勝国は今後の平和と秩序について責任があり 重大な犯罪的行為の再発を防ぐ手段として 関係ある個人を拘禁し 拘禁し続ける権利がある

国際法の違反者は 犯罪者と云うより政治犯(死刑には相当しない 終身刑以下に相当する)に相当する

ウィリアム・ウェブは 日本がポツダム宣言を受諾し無条件降伏を受け入れたときに 連合国による戦争犯罪人の裁判を受け入れたとする

パリ条約により 加盟各国は戦争行為が犯罪であることを認めたとする




by toshi-ohyama | 2019-01-26 06:30 | 幕張図書館 | Comments(0)

栞が欲しくて

京都の定宿は 京都駅前堀川APAホテル
翌日の朝食は バスターミナルの前の小川珈琲を良く利用します
小川珈琲は 駅前地下街にもう一軒お店があり この店にとても使いやすい「栞」が
置いてあります

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他の小川珈琲では 見掛けたことのないノベルティです
黒字なので 乱視で行を間違えやすい私には 読書時 定規のようにあてて
読むときに使いやすく プラスチックのような薄く硬い素材なので丈夫で
長持ちします

1Fの店には トーストとゆで卵と云う私が理想とするモーニングセットがあり
地下の店にはない... 従って1Fを利用することが多いのですが
この栞が欲しいばかりに 地下の店にも入ってしまう...
本末転倒とはいえ 誠に気をそそられるノベルティです




by toshi-ohyama | 2019-01-24 06:44 | 幕張雑貨店 | Comments(0)

平成政権史

企業人第一線を離れ 日本経済新聞の購読を止めました 企業人として日本経済新聞に眼を通しておくことは最低限の勉強ではありましたが 世間音痴になることは間違いありません
昭和32年から60年以上続いたTBS日曜朝の名物番組 時事放談が放送終了となりました 小汀利得 細川隆元という個性の強い政治評論家の まさに放談 此れ又私の日曜の愉しみの一つでありました
来年5月には平成と時代が終わる 何かにつけて平成最後のというキャッチフレーズが付く昨今 平成政権史という題名が とても気になり 数週間逡巡の結果 購入しました

芹川洋一という日本経済新聞社の記者は同世代の方ですが 殆ど存じ上げません 鉢巻きの文言同様 平成の歴代政権を「~政権は何だったのか」と題して歴史を紐解き 折々の日経コラム記事を長文で挟み込んでいます
如何にも日系らしい 時の政治社会を俯瞰する冷静な論調で 各政権を振り返っています
私自身は 半世紀に亘って文藝春秋を購読していますが 常に半年から一年頁を開かず 社会が落ち着いてから読みように努めてきました この読み方がポピュリズムの影響を受けない手法として私自身を冷静にさせる良い方法と思っています

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by toshi-ohyama | 2019-01-22 06:25 | 幕張図書館 | Comments(0)

高いだけのことはある

高級焼き鳥 八重洲伊勢廣本店を初めて訪問しました

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銀座5丁目の店は 何度か利用していますが 本店は初めてでした 経営者の星野さんとは銀座の会合や三田会の関係で良くお会いします
4本串丼で¥1,550 正直高いと思いましたが 食べてみて 高いだけのことはあると感じました(ランチは 此れが一番お安いメニューです)
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敢えて ご飯は少なめにしていただきました (大盛は無料のようです)
鶏肉の美味しさが堪能出来ます 今までの経験の中では一番の美味しさでした


 

by toshi-ohyama | 2019-01-20 06:40 | 幕張食堂 | Comments(0)

日本史のミカタ

新書のシリーズには 明らかに出版社ごとの特性があるように感じます
祥伝社新書は ユニークなテーマが多く この本も異端者同志の対談という感じがします
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腰巻の推薦者からしてユニーク 林修氏は予備校の人気講師 受験技術者という職業を確立した方ですね

本郷和人氏は TVで観る限り学術研究者とは思えない奇抜な発想を何時も振り撒いています
井上章一氏は「京都嫌い」で一躍時の人に 工学部出身で専門は建築
 
以下は この本からの抜き書きです

室町幕府が徳政令を頻発した頃 借上・十倉(貸金業者)は 担保物件となる土地を寺に寄進することを条件とする 寺への寄進は徳政令の及ばない場所であった

貸金業者は寺と提携し 寺を抜け道にして貸付金の回収を進めた

この発想は 上皇が御願寺(ぎょがんじ 皇族の発願によって建てられた私寺)を建て

公地公民という建前をから逃れ 御願寺経由で荘園を経営したのと同じ発想である

寺は租税回避の逃げ道であり マネーロンダリングの手法でもあった

仏陀施入の地 悔返すべからず

  御成敗式目(鎌倉幕府)には 一旦贈与した所領財産を 贈与自体をなかったことに

する(悔返し権)ことが家父長に認められていたが 寺社への寄付は悔い返し要求が

認められなかった

十方(じっぽう)住持制

  師弟や宗派にこだわらず住職になれる制度

  当初 京都の禅宗はこの制度を採用していたが 夢想疎石の甥である春屋妙葩

(しゅんおくみょうは)が 度弟院(つちえん 師弟関係で受け継がれていく子院)を作り 師弟世襲の道(系列化)を開いた

京都の禅寺は 風光明媚な処に寺を建て 綺麗な庭を造る 拝観料を取り出したのも禅寺から

建長寺の蘭渓道隆 円覚寺の無学祖元など 中国からの渡来僧にはその傾向はない

信長は 当初口うるさい正親町天皇を皇位から降ろそうと画策するが 晩年正親町天皇が誠仁親王に攘夷しようとするのを止めている



by toshi-ohyama | 2019-01-18 13:53 | 幕張図書館 | Comments(0)

New Insight

車を買い替えました

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発売されたばかりのHONDA Insight です 5年前に乗っていた車 Insightが シャシーに歪みが出て已む無く買い替えることにしましたが この時は生憎Insightは生産中止 FITハイブリッドに乗りました 

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燃費が良く ほぼ 20km/L 走りました
如何せん 室内が狭く圧迫感があるのは否めません 街中を下駄代わりに使うのには重宝する車でしたが 長距離を走ると疲労感が残ります
5年経って 車検が近付いたところで ディーラーからInsightが復活するとの知らせがあり 話を聞きました
NewCIVICのシャシーを使って 最新の安全装置を装備し 名前はInsightですが 全く新しいコンセプトモデルに仕上げています

この車は 3ナンバーです
以前は 排気量2000CC以上が普通車 小型車は1800CC以下という規格がありましたが 今は車の大きさで区分けするのだそうです
初めての3ナンバー 幅が10cm大きくなり 少し緊張します
ギアシフトレバーが無くなったり ドライブレコーダーが付いていたり 自動運転装置が完備していたり 技術進歩の速さに付いていくのが大変です
漸く 青い色を選ぶことが出来ました







by toshi-ohyama | 2019-01-16 06:51 | 日記 | Comments(2)

半席

直木賞を受賞した「妻をめとらば」以来 青山文平という作家に注目して来ました
文庫本は読了  直木賞の受賞作同様 短編にこの作家の腕が光るように感じます
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この作品は ミステリーとしての受賞もある作品 片岡直人という小普請組から旗本への道を突き進もうとする徒目付の物語 半席という言葉もこの小説で知りました
初出は 月刊誌でもあったのか 各短編に半席の定義が繰り返し述べられ 些かうんざりする処もありました
組頭内藤雅之という直人の上司のキャラクターがとても魅力的です



by toshi-ohyama | 2019-01-14 06:59 | 幕張図書館 | Comments(0)

自動車趣味人12 

友人 いのうえ・こーいち氏が編集する 自動車趣味人第12号 

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小学校以来の付き合いの いのうえ氏を 私は GAMIと呼びます 本名井上の漢字からの愛称です
趣味が高じて生業となり 古希を超えた今も只管に写真と言葉を紡ぎ続ける まさにタイトル通りの趣味人です
運転が職業でもある彼と酒場は 余り結び付かないのですが 今回は浅草神谷BARを取り上げるなど いのうえワールド満開です
趣味人たちの話 GAMIの視点に 面白味を感じます




by toshi-ohyama | 2019-01-12 06:57 | 徒然 | Comments(2)



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