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ラピスラズリブルー

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昭和の動乱(上・下)

平成最後の投稿となります

重光葵がソ連からの強い要求により 東京裁判直前に戦犯として巣鴨に収監されたときに記述した昭和期の動乱事件について記された本です

昭和の動乱(上・下)_d0338347_09031304.jpg
上下巻で15ページにわたるメモを取りました

1948年末から1950年11月仮釈放までの2年間にわたって記された日記をもとに
1952年3月中央公論社から刊行されました
元々は重光が東京裁判被告人として 弁護に備えてメモを綴ったものに出所後資料で確認したうえで刊行したもののようです

8月14日 午前中天皇陛下は 永野 杉山 畑三元帥を招き終戦の已む無きことを
  伝えこれに従うよう指示
  8月14日午前会議ののち 阿南陸相は梅津参謀総長を訪問 クーデターによる
  軍政府を樹立 戦争続行を主張し梅津の参加を求める
  梅津は建軍の大義を説き 既に天皇陛下のご意向が固まり御前会議での結論が出た以上
  それに従うべきと阿南を説得する
  梅津はこの日(14日)昼食会に陸軍三首脳(梅津参謀総長 阿南陸軍大臣 土肥原教育総監 東部総軍(杉山元帥)西部総軍(畑元帥)を招き
  天皇陛下の思し召しを実現するために全力を尽くすとの誓約書に署名することを求め 全員が賛同署名する

半藤氏の日本の長い一日には 梅津による阿南説得の様子は描かれていなかったように思います
梅津に関する本を読みたくなりました

by toshi-ohyama | 2019-04-30 05:54 | 幕張図書館 | Comments(0)

日本史の探偵手帳

今や大人気の 磯田道史氏の新著です
日本史の探偵手帳_d0338347_18072046.jpg
半藤一利氏が 歴史探偵を自称しているので これに倣ったのでしょうか
文藝春秋等に書いてきたものを纏め 新たに書き足したものもあるようです
文字は多少大きめですが 空白がほとんどなくびっしり文字が続き 中々読みごたえがあるというか 
正直読み辛い...
内容は 歴史好きには面白いです




by toshi-ohyama | 2019-04-28 06:46 | 幕張図書館 | Comments(0)

開花時期の調節

花音痴で 庭作業などまるでしない私ですが ここ数年チューリップだけは球根を買い植え付けています
5年前に施設に入ってしまった母が 毎日庭に出ては手入れをしてくれていた庭です

開花時期の調節_d0338347_08052518.jpg
別々に買ってきた球根を交互に植えてみたのですが 赤い花だけが3月に一斉に咲いてしまいました
これ以外は 未だ蕾も見えません
近所に ソメイヨシノが千本植えてある庭園があり 櫻の根元にはチューリップが咲き乱れます
開花時期が キチンとあっているのは きっと調整がされているのだろうと思います
どの様な手法があるのか判りませんが 開化のメカニズムはとても精巧に出来ているようです


by toshi-ohyama | 2019-04-26 06:11 | 幕張生花店 | Comments(0)

噺のまくら

三遊亭圓生の落語の「まくら」を並べました
噺のまくら_d0338347_18140788.jpg
圓生百席 という20万円を超えるCDが今も販売されています
スタジオで一人もお客さんのない中で 出囃子もひとつづつきちんと演じるという 歴史的芸術作品です
もともとはLPで発売されたものがCDになっているようです
買ってみたいという誘惑にかられますが 余りに高価で手が出ません

この本は 圓生師匠が噺のまくらに語られたものを 文章に落とし込んだものですが これだけでちゃんとした「噺」になっています
落語ファンなら是非一読をお勧めしたい一冊です


by toshi-ohyama | 2019-04-22 05:35 | 幕張図書館 | Comments(0)

味付け海苔

味付け海苔に凝ってます スーパーで売っているものは一通り試してみました
山本海苔辺りから 若者向けやおつまみ的な製品も出ています

私のお勧めは

味付け海苔_d0338347_08042620.jpg
広島のかき醤油味です
銀座の広島県アンテナショップで入手しました
左は 広島海苔 右側は 有明産一番摘み 

味付け海苔_d0338347_08044460.jpg
右側は サイズが少し違うのは何故なのでしょうかね

味付け海苔_d0338347_08043050.jpg
広島海苔のほうは 現代風で味が強く感じられます 若者や酒飲みには此方がお勧めでしょう
私は 右側の少し大人しい味のほうが好みです
広島の名産とするには 有明の海苔を使っているのがネックとなるかもしれませんが
もみじ饅頭並みに売れても良い筈の美味しさです

広島でも海苔を作っているのですね  


by toshi-ohyama | 2019-04-20 06:45 | 幕張図書館 | Comments(0)

芥川賞作家と直木賞作家が

寿屋(現サントリー)創業者 鳥居信次郎の一代記を 山口瞳と開高健が書き継いでいます

芥川賞作家と直木賞作家が_d0338347_17290402.jpg
昭和44年 サントリー創業70年に刊行された社史の中の一文
戦前を山口瞳が 戦後を開高健が執筆するという豪華なもの
二人の筆致が違うので 比較するには最高の文章です

私は 山口瞳の文章が好きです
開高は 余りに文章が文学的 修飾語が華麗で難解 彼の表現を自分の頭の中で展開するのに脳をフル回転させねばならず 創造性に乏しい自分にはその情景や心理状態が簡単には具現化出来ない
山口の文章は 軽やかに踊る様で視界に其の軽快さが飛び込んでくるわくわく感が溢れています 即ち読み易いのです

寿屋という会社は 大阪商人の豪快さ執拗さで 鳥居という稀代のアイデアマンのがむしゃらで奇抜な発想を見事に具現化していった会社 しかも科学的な根拠も決して疎かにせず 誠実な商品造りに徹したと書かれています
実に破天荒な会社生活を面白おかしく綴っていますが 内実は地獄のような苦しみの連続だったようです
実に楽しく読み解きました



by toshi-ohyama | 2019-04-18 06:04 | 幕張図書館 | Comments(0)

祖師焼の湯呑

昔から 湯呑を集める趣味があります
旅先で 陶磁器店で 最近は各県のアンテナショップで

祖師焼の湯呑_d0338347_17351474.jpg
島根県祖師窯 四代窯元 尾野晋也氏が率います
花彫湯呑と名付けられています
少し大柄ですが お茶を飲むには 掌に大きく座りがよく お気に入りです
藍のような色合いも素晴らしいです  


by toshi-ohyama | 2019-04-16 08:09 | 幕張骨董店 | Comments(0)

森繁の重役読本

向田邦子は昭和4年生まれ ご存命であれば90歳

森繁の重役読本_d0338347_08254455.jpg
この文庫本は1993年(平成5年)の初版本です
昭和37年ラジオ番組として始まった番組の台本を 向田さんは引っ越しの時に全部捨ててしまったとか 森繁久彌が自宅の書庫に2400回続いた台本のほぼ全てを
保管されていて この本が誕生したとのこと
毎週一回 10本分を纏めて収録したとのこと この時期向田さんは未だ映画雑誌の編集部に籍を置きながらこの台本を書いていたそうです
小説家向田邦子の誕生の記録と云えるこの本のモデルは 東邦生命に勤務された向田さんの父親がベースとなっているそうですが 社長ではなく重役としたところがみそ
余り辞書などで調べずに書きなぐるため あやふやなものもありますが 博学多識であることも事実
向田さんの盟友 山口瞳が「江分利満氏シリーズ」を書き始めたのが昭和38年頃ですから 同じ頃に一つのジャンルを切り開いていたようです
後に 向田さんの直木賞受賞を強く推したのが山口瞳と云うのも奇縁を感じます



by toshi-ohyama | 2019-04-14 06:46 | 幕張図書館 | Comments(0)

湯豆腐に飽きたら

豆腐が大好きで 夏は冷奴 冬は湯豆腐が 定番です
流石に 飽きてくると 雑誌のレシピで 豆腐のあんかけ卵とじを作ります 蟹かまぼこ 油揚げを少し加えるだけの手間いらずです

湯豆腐に飽きたら_d0338347_08122306.jpg
豆腐は 神奈川県伊勢原の大山豆腐 最近は 手頃に入手出来る豆腐としては 此れが一番美味と感じます
昔なら 晩酌と行きたい処ですが 最近は ご飯無し酒無しのダイエット夕飯 此の鍋にキムチだけで ご馳走様です


by toshi-ohyama | 2019-04-12 06:48 | 幕張食堂 | Comments(0)

幕末動乱の男たち

海音寺潮五郎の代表作と云えば 何を思い浮かべますか?
最早書店の店頭では 彼の作品を見ることが出来なくなってきました
遺作となった西郷隆盛が完結していたら多分 此れが代表作となったと思います

海音寺の最大の功績は 皆の反対を押し切り直木賞に司馬遼太郎を推したことだと思います

最近 文庫本で海音寺の作品が時々復刊されています

幕末動乱の男たち_d0338347_15470632.jpg
史伝という分野を確立した人でもあり 文中に「僕」という言葉が散見するのも特徴の一つでしょう
鹿児島と熊本の県境に生まれ 明治期を生きた古老からの聞き語りもあり 彼が古文書や当事者からの聞き取りをとても丁寧に勉強して執筆していることが
わかります
改めて 作品を追い掛けてみたくなります


by toshi-ohyama | 2019-04-10 06:29 | 幕張図書館 | Comments(0)



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