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ラピスラズリブルー

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おもかげ橋

解説によれば 2012年日刊ゲンダイに連載されたのだそうな

おもかげ橋_d0338347_14402713.jpg
設定は 九州の某藩 一人の女性を巡る二人の武士のラブストーリー
藩主一門の厄介者を討てとの指示で襲撃に出るが 体よく藩を致仕させられてしまう
最後まで 誰が善玉で誰が悪玉なのか良くわからぬ設定 三角関係がどう決着するのか
見えない 多分こうなるのではという推定通りの結末ではありますが 楽しい娯楽小説です



by toshi-ohyama | 2020-03-30 07:16 | 幕張図書館 | Comments(0)

駅蕎麦ロボット第一号

過日 イトーヨーカ堂幕張店のたこ焼きロボットを紹介しましたが 今度は 駅蕎麦ロボットが登場 東小金井駅構内に行って来ました

駅蕎麦ロボット第一号_d0338347_06565967.jpg
「そばいち」は JR東日本の直営飲食子会社JREが運営しています
開発は 駅の近所のコネクテッドロボテクスが開発とのこと 多分たこ焼きロボットと同じ会社ではないかと思います
開発期間は3ヵ月程度 開店まで半年 結構短い期間で完成させています

駅蕎麦ロボット第一号_d0338347_06574243.jpg
ロボットの担当は 茹でる 洗う 締めるの三工程 丁度一人分の仕事 従業員が丁度一人減っています
「たぼ」に 蕎麦をセットするのは人力 丼に移すのも人の力を借ります

能書きでは 人件費の削減 味の安定をうたっています
蕎麦は生ものですから 厳密にいえば 毎日出来が異なります 従って茹で時間 締め具合も 老舗銘店では職人技が要求されます

冷凍食品 工場での自動工程大量生産が始まって 微妙な仕上げ仕事は不要となってきました
ロボットが 蕎麦の具合をセンサーで確認して調理時間を調整していく時代がいずれ来るだろうと思いますが 今は入り立ての臨時社員よりは均質な調理が出来る程度の
仕上がり具合です

「そばいち」は 立ち食いソバの中では 元々味の特徴のない店ですので 要員不足・人件費削減には 成果を上げています
何れ 職人不在の世界が来ると考えれば 納得です
月30万円の人件費削減とすると 1年強で投資回収が出来る計算でしょうか


 



by toshi-ohyama | 2020-03-28 06:56 | 幕張食堂 | Comments(0)

維新始末

司馬遼太郎が 「坂の上の雲」を書いているときに 気分転換に「空海の風景」を同時並行で書いていたと云います

現役時代に読めなかったA5版11巻の大作を丁度半ばあたりまで読み終えたところですが 流石に息が詰まり始め 上田秀人の歴史小説を一冊 間に挟みました

維新始末_d0338347_11283177.jpg
一度完結したとされている闕所物奉行シリーズの続編 「維新始末」です

例によって あとがきがあり 上田秀人は 憲法第9条第二項の削除を 提言しています
明治維新後 国民の眼を逸らすため 台湾征討から次々と大陸に兵を進めた事実は明確に否定するとともに 自衛権の放棄も否定しています
一度 上田秀人氏の憲法論を追いかけてみたいものです



by toshi-ohyama | 2020-03-26 06:26 | 幕張図書館 | Comments(0)

団子論議

煎餅の発祥は 中国 小麦・粟・緑豆などを潰し水で溶いて薄く伸ばし鉄板で焼いたもの ジエンピン jiānbǐng です
日本の煎餅は うるち米で作ります 日光街道草加宿の 団子屋の老婆おせんが お客の侍から「団子を平らにして焼いたらどうだ」と云われて始めたのが草加煎餅の始まり
そんな訳で 団子も原料はうるち米ですが 粉の粗さで用途と名前が変わります

 新子  団子 すあま
 上新粉 団子 柏餅 ういろう
 上用子 饅頭に配合

高くは売れないので 団子には新子が使われることが多いです
新子だと ぼそぼそして団子らしさに欠けます

団子論議_d0338347_14290936.jpg
我が家の近所に カインズ幕張店というホームセンターがあり 其の駐車場に 移動団子屋が時々現れます

団子論議_d0338347_14284089.jpg
団子の種類は 醤油 海苔 草団子 みたらし 味噌の五種類
今回の消費税値上げで 一本100円が 110円になりました
此れが中々美味しいです
「売価が安いので スーパーの団子は 新子を使いますが うちは上新粉です しっかり焼きます 冷めても温め直すと柔らかくなりますよ」

団子論議_d0338347_14284098.jpg
電源を取るためか 駐車場の限られたスペースで 月に数回来ていますが 営業予定日が判らない
カインズのホームページにも載っていないし 時にはクレープ屋さんなどが出ていてがっかりします(子供はクレープの方が良いかな)
月の終わりに申し込んで取り合いになっているそうです カインズのサービスカウンターに 営業日が判るよう看板でも出してほしいと頼みました
「判りました 私が作って掲示します」と 心安く請け負ってくれましたが その後もその気配はありません
お客様目線は中々難しいですね







by toshi-ohyama | 2020-03-24 05:33 | 幕張喫茶店 | Comments(0)

蛍草 

腰巻には 痛快時代小説とあります

蛍草 _d0338347_15374197.jpg
葉室麟の代表作と云えば 何を挙げたらよいでしょうか
蝉の記 散り椿 この二作品は映画化されました
ほかに挙げるとすれば 蒼天見ゆ そして この蛍草辺りでしょうか

蛍草 別称 月草 露草

「月草の仮なる命にある人を いかに知りてか後も逢はむと言う」 万葉集 作者不詳

この作品は 映画化出来ると思います 若き日の 大竹しのぶ 辺りに主役をやらせたら 見事に演じ切るでしょう
風早市之進は 西島秀俊 佐知は 芦川いづみ...
 
今 NHKでドラマ化されているようです
誰が演じているのか 興味はあれど... 観ていません 

by toshi-ohyama | 2020-03-22 06:48 | 幕張図書館 | Comments(0)

29年目の命日

本日3月20日は 友人 樽井義人君の29回目の命日にあたります

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樽井君とは 日本ユニバック株式会社同期入社です 大学学部も同期ですが 彼は体育会庭球部で 私は一度も面識がありませんでした
学部同期は1,300人 会社同期入社は450人 正に団塊の世代です
樽井君は一貫して営業部門で活躍 私は人事部から営業へ 彼の結婚式にも参列していました
体育会で鍛えた頑強な身体で公私ともにハードな生活を送っていましたが 闘病生活3年 平成3年に残念ながら帰らぬ人となりました
平成2年の年末 当時人事部に戻っていた私は 慶応病院に彼を訪ね 欠勤期間が満了となり休職に入らざるを得ない じっくり直して戻ってきて欲しいと伝える辛い役割を演じました
じっと私の眼を見て私の話を聴いた樽井君は「わかった 有難う」と やせ細った右手を差し出しました
返す言葉も出ず お互い無言で時が流れました
リンゲル注射だけで命を繋いでいた樽井君でしたが 休職通知は彼の生きる気力を奪ったことだったようです それから僅か3か月後に彼は逝ってしまいました
私が 彼に引導を渡した様で今もあの時のことを思い出します

2月に会合があり 偶然隣り合わせに座った方が 中学以来の樽井君の親友 2時間ほど彼の想い出話に花を咲かせました
10年程 墓参をしていなかったのですが 何となく樽井君が寂しがって読んでいるような気がして お参りをしてきました
仏教は 三十三回忌 つまり3年後が区切りの年ですが 此方が3年後にお参り出来るか不安に感じる年齢となってきました
彼は クリスチャンで 受洗名は フランシスコ・ザビエル 仏教徒ではないので事情は理解してくれると思いつつ...
 



by toshi-ohyama | 2020-03-20 06:34 | 徒然 | Comments(0)

春が来る

先週 記録的な速さで桜の開花宣言がありましたが 我が家の庭にも 春の訪れを感じる便りが届きました
春が来る_d0338347_14212960.jpg
毎年一列ずつ チューリップの球根を植えています
一番奥が三年前 手前が昨年

春が来る_d0338347_14212116.jpg
花音痴の私の感覚では チューリップは5月頃の開花というイメージなのですが やはり異常気象なのでしょうか  今朝一本目の開花が
季節感がどんどん麻痺していきます






by toshi-ohyama | 2020-03-18 06:54 | 幕張生花店 | Comments(0)

文学への憧憬

昭和56年に中央公論社から発刊された一冊の本が 令和二年に文庫本として再刊されました
文学への憧憬_d0338347_07544605.jpg
私にとって昭和56年は コンピュータ会社の担当営業として 丸の内仲通りを飛び回っていた時期です
三島由紀夫の自決は 大学3年の秋 大学生協のTVで中継があり釘付けになったことを今でも鮮明に記憶しています 音声はなく バルコニーでこぶしを振り上げ何かを叫んでいる姿が大写しになっていました 
その後 ソノラマシートで三島の肉声も聞きました 配布された檄文も読みました 就職した会社で新入社員引率で5年間自衛隊富士学校を訪問し 三島が体験入隊で世話になり愛した自衛官と一緒に仕事をしたこともあります 今も三島の行動から逃れられない心境が続いています

徳岡孝夫氏は 三島から当日市ヶ谷に来るように指示され 直接会うことはなかったようですが 檄文を渡され 遺書を託された毎日新聞記者です
ドナルド・キーン氏も三島と交流のあった方 
この作品は 二人が三島の作品の原点を訪ねる紀行文ですが お二人が話題にされる小説を私は殆ど読んだこともありません
若し この本に当時巡り合っていたら 私の読書遍歴は違うものになっていたかもしれません 私の人生自体も変わったものになっていたかもしれません
衝撃の一冊です

  



by toshi-ohyama | 2020-03-16 06:53 | 幕張図書館 | Comments(0)

苦悩の画家?

若い頃から大好きな画家がいます モーリス・ユトリロです
コロナ騒ぎで イベントが次々に中止になる中 奇跡的に開催されていた美術展に行ってきました
苦悩の画家?_d0338347_18463243.jpg
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もう所蔵品を増やしても仕方がないのに ユトリロのカタログは買わないわけにいきません
今回の画集には ユトリロが絵葉書を与えられて 其れをそのまま絵にしたという絵葉書と作品が並べられています
ユトリロの創作力が良くわかります

UTRILLOは 母の再婚相手であるスペイン人「ウトリーリョ」のフランス読みだそうです
若き日からアルコール中毒で騒動を起こし 鉄格子入りの部屋に隔離されワインと引き換えに絵を描かされていたとか
ゴッホとは異なり 若き日から絵は売れていますから 彼の苦悩とは何だったのか

今回の収穫は 三枚の同じ場所を描いた作品 ラパン・アジル
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同じタッチの絵を何枚も残した画家は多いのですが 季節が違うとはいえ これ程異なる画風の同じ場所の絵は珍しいと思います
ある意味 どのようなタッチにでも仕上げられたということでしょうか
パリに行くことがあれば 是非立ち寄りたい ラパン・アジル です
 






by toshi-ohyama | 2020-03-14 05:04 | 幕張美術館 | Comments(0)

炎立つ

高橋克彦の 陸奥四部作 三作目 炎立つ 全五巻

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風の陣 伊治の呰麻呂に始まり 火焔 阿弖流為 そして 炎立つは 安倍貞任と陸奥の英雄たちが無念の死を繰り返します
飛鳥時代以来 陸奥は一度として自分達から戦を仕掛けたことはありません 蝦夷には価値のない「金」が無尽蔵に近い形で産出され 朝廷・東国源氏は 自らの昇進の為に 陸奥に雪崩れ込みます 律令制が崩れ 朝廷や公家達の収入は先細りとなり 陸奥の金に食指を伸ばしていく
蝦夷達が穏やかな生活を求めて 朝廷/源氏の攻勢に立ち向かい敗れ去っていく 
頼朝の権力への執念は 奥州藤原氏の撲滅のため義経追討という言掛かりで殲滅にかかる
著者は 蝦夷の民の安寧な生活を守るためと書きますが 朝廷も蝦夷も覇権争いに終始したのではとの疑念が拭えません

蝦夷側から書かれた歴史小説としての視点を与えてくれる名著です 次は「天を衝く」が四部作の最終章となりますが 少し休息が必要です
  



by toshi-ohyama | 2020-03-12 04:31 | 幕張図書館 | Comments(0)



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