明治時代 明治維新を先導した 元老と呼ばれた8人の指導者が居ました
伊藤博文 山縣有朋 黒田清隆 井上馨 松方正義 西郷従道 大山巌 西園寺公望 です 実は 元老はその職制を定義付ける もしくは任命の根拠となるものは 何も存在しないということを初めて知りました 明治8年(1875)設立された元老院と元老とは全く関係がありません 元勲という言葉がありますが 此れは天皇から「元勲優遇の詔勅」が下されたものを指しますが 元老と一致するものではありません また 大隈重信は報道関係から元老と呼ばれたこともありますが 正式な元老とは扱われていません 元老の役割は 首相の選出 内閣の存廃 戦争 条約の改廃等ですが 正式の組織でもなく 大日本帝国憲法に基づく日本政治制度上の悪弊であるとその廃止を叫ばれた時期もあります 元老は 西園寺公望が選ばれたのち その構成員の死去により人数が減り 最後には西園寺一人となってしまいます 元老は その構成員からの推挙で追任されていきますが 首相経験者たちは重臣という言葉で括られるものの元老にはなれませんでした #
by toshi-ohyama
| 2018-02-20 06:53
| 幕張図書館
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勤務先が運営するパスタハウスが 2月19日で閉店します
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by toshi-ohyama
| 2018-02-18 07:14
| 幕張食堂
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友人に勧められて 知覧を訪れたのは 2005年ですから もう10年以上昔のこととなりました
大学3年時に 山口県徳山沖 大津島の開店記念館を訪問し 母校の学生服が展示されており 特攻で亡くなられたその方の遺書を読んで大きな衝撃を受けました 以来 特攻に関する史跡を巡る中で 知覧にも足を運びました 知覧平和祈念館で鮮烈な衝撃を受け 特攻兵の遺書を滂沱の涙で最後まで読み切れぬまま記念館を後にしたことを思い出します 鳥浜トメさんが 自らの財産を擲って特攻に出撃する若者達の面倒を見たのは 彼女が40歳前後のこと 此の溢れる笑顔は何処から湧き出てきたのでしょうか 未来を閉ざされた若き特攻兵達がどれだけ癒されたことか 特攻兵の世話をすることで 彼女の経営する富屋食堂は一日中憲兵に監視され 時にはトメさんが暴行を受けることもあったようです 鳥浜トメさんの話は 次第に尾ひれがつき あらぬことも流布されている中で トメさんの次女 礼子さんの口述をもとに書かれた本が此方です 晩年のトミさんは マスコミ嫌いとなられましたが 唯一気を許して親しくされたのが石原慎太郎だったそうです 彼がトミさんから聞いた話をもとに脚本を書き映画化したのが「俺は 君のためにこそ死ににいく」です とみさん役は 岸恵子が勤めています 新宿3丁目には 礼子さんの息子さんが「薩摩おごじょ」という店を開いているそうです 一度訪ねてみたいと思います 彼女が中心となって建立した特攻観音は 私の生まれた世田谷にも4体造られたうちの2体が祀られています(世田谷観音) 毎年 8月15日 12月8日には 第二次世界大戦に係る特集が組まれますが 次第にその数も減ってきているような気がします 私には 戦争経験がありませんが 我々には語り継ぐ責任があるように思えてなりません 私たちは 決して戦争を忘れてはいけない 考え続け語り継ぐことで平和を希求することが大切と思います 祖国を守るということは 社会党・共産党の云うような自衛権の放棄ではない 自衛権は保持しなければならない 愛する我が祖国日本を守るということは 戦前に我々が考えた大陸への進出でもなく 他国への攻撃でもない 自衛権は もっと真剣に考えるべきでしょう 最近 高倉健主演の映画「ホタル」を借りてきて鑑賞しました 鳥浜とめさんの体験を題材にしていますが 飽くまで別のフィクションです 戦争を考えるには とても良い作品です #
by toshi-ohyama
| 2018-02-16 07:16
| 幕張図書館
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著者「金文学」氏は中国瀋陽に生まれた中国朝鮮族三世 同志社大修士 広島大博士課程で学び 現在広島福山で教鞭をとっておられます 自分は 朝鮮人 日本人 中国人の立場の視点を持てると話されている方 現在は日本に帰化されているそうです 安重根の問題は 日韓関係には避けて通れない歴史の通過点 日韓の歴史を考えるうえで 確かに我々は知らないことがまだまだ多いと感じる一冊です 現在は日本に帰化 国際安重根記念協会 日本支部長 普通 韓国では 日露戦争を日本の大陸進出と朝鮮半島の支配権確保を目的とした侵略戦争として非難するが 安重根は 伊藤暗殺後の旅順獄中で執筆した「東洋平和論」の中で日露開戦は黄白両人種の競争というべきものと捉え 日本の勝利に快哉している 1905年(明治38年)9月 ポーツマス条約により 日本は韓国の保護権を得 米英をはじめとする西欧諸国から同意を取り付けている 同年12月21日 伊藤博文が初代韓国統監に就任 1906年3月2日 漢城に赴任 1905年11月17日 伊藤は 第二次日韓協約(乙巳条約)を強制的に締結する 伊藤自身は韓国併合には反対であった にもかかわらず 伊藤が 枢密院議長からの降格となる統監就任を受けたのは 軍人による武断政治を未然に防ぐ狙いがあったのではと推測する 事実 1910年8月の日韓併合後 寺内正毅初代朝鮮総督は厳しい武断政治を実施している 1909年10月26日午前十時 ハルビン駅頭で伊藤は安重根の銃弾で暗殺される 安重根自身も 翌年3月26日 午前死刑に処せられる 安重根の東洋平和論 1.旅順を中立化し開放し 日清韓が共同管理する軍港とする 2.従って 三カ国が代表を派遣し平和会議を組織する 3.東洋の共同銀行を設立し 各国の共同貨幣を発行する 4.日清韓三か国の青年達の共同群団を作り 二か国語以上の語学教育を施し 友邦兄弟の観念を形成する 5.日本の指導の下 清韓は商工業の発展を志向する 日本の経済的文化的な近代性・先進性を活用する共同発展を提案する 6.日清韓の皇帝がローマ教皇を訪問し 協力を誓い王冠を戴くことで世界市民の信頼を 受けるようにする 日清韓三国の指導者は 三国のうち一番の先進性を保持する日本とする 安重根のこの提案は 近年 東アジアで盛んに議論されている「東アジア共同体構想」を先駆的に提示している 東アジア各国の共同開発 多重言語教育 共同開発銀行 共同貨幣システム 共同軍事防衛体系は「東アジア共同体構想」そのものといえる 「大アジア主義」 幕末から1890年代にかけて 日本が西欧諸国の「西力東漸」の大勢に抗して 民族の独立を如何に確保し西洋勢力の外圧から祖国を守るため 日清提携・連帯をはじめアジア勢力の連合を唱えた思想 佐藤信淵 平野國臣 勝海舟 志賀重昇(しげたか)福沢諭吉 荒尾精 根津一 杉田定一 川島浪速 頭山満 内田良平 北一輝 宮崎滔天 伊藤博文暗殺による影響 1.山縣に代表される軍人による朝鮮の武断統治・韓国併合の口実を与えてしまった 2.伊藤が作成した大日本帝国憲法の弱点改正を推進する人物が実質上居なくなった 伊藤は 陸海軍大臣への首相権限を強化しようとしていた 統帥権の独立を阻止しようとしていた 3.大陸への膨張政策を止める歯止めが失われた 安重根の伊藤暗殺の目的は 日本の侵略を食い止め 朝鮮の独立を維持することであったが 現実は逆行することになった 伊藤博文の旧姓は 林 彼の生まれた下関は朝鮮からの帰化人が多く住んだ場所であり 銃弾を受けた伊藤は 犯人が朝鮮人青年と聞いて「ばかな奴だ」と呟いている 著者は「伊藤は 「林」という名前の韓国人の子孫である可能性が高いと 述べています 日本と韓国は 何時になったら第二次世界大戦後の二国間の関係を進めることが出来るでしょうか 日韓協定により戦後処理は終わったはずなのに 何時までも両国の関係は改善が進みません 日中国交回復の折 周恩来は両国間の紛争に終止符を打ちました 日韓の関係は 日本側から何か出来ることが残されているのでしょうか 併合はありましたが 日韓は戦争をしたわけではない 日本側から何か言えることがあるのでしょうか #
by toshi-ohyama
| 2018-02-14 07:44
| 幕張図書館
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改めて 牛丼に挑戦してみました
醤油の量を半分ぐらいに減らしました #
by toshi-ohyama
| 2018-02-12 07:19
| 幕張食堂
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