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ラピスラズリブルー

完本 聖徳太子はいなかった

近年 教科書から聖徳太子が消えたそうです
完本 聖徳太子はいなかった_d0338347_12340931.jpg
著者 石渡信一郎氏は 1992年に聖徳太子不在説を上梓しています
十七条の憲法が 可成り時代が下った頃の文法・用語を用いているという指摘をしている番組を見た記憶があります

結論的に 本書では日本書紀の記載が史実からかけ離れていることを詳細に指摘しており 我々が学んできた古代国家の歴史が大逆転してしまいます
例えば卑弥呼が魏から与えられたとされる 三角神獣鏡の中には 景初四年という実在しない年号の記載されたものもあり 大陸から渡来した工人が日本に移住し日本で鋳造したものだと論破します

加羅(伽耶)王朝の始祖伝説と ヤマト王朝の始祖伝説が一致しているところから 第十代崇神が加羅系渡来人古代国家の始祖王であり 第十五代応神が百済系ヤマト王朝の始祖王 第二十五代武烈は架空の大王で 第二十六代継体は 実兄応神から皇位を継承したと推定します
ヤマトタケルは倭王武 始祖王昆支(応神)
ワカタケルは 欽明

崇神王朝系の倭国は 筑紫 吉備 出雲 毛野など日本列島各地の諸加羅系王国と朝鮮南部の加羅諸国から成る
応神王朝系の倭国は 百済系倭国東加羅の大王昆支(応神)が率い 日本列島の加羅系王国をも支配するようになる
さらに 応神はホムチ部といわれる大王直轄地を支配する
  大和 山城 伊勢 越前 越中 但馬 出雲 播磨 備後 周防 阿波 因幡 安芸
ヤマト王朝の歴代の大王は
  昆支(応神)-継体-欽明-敏達-馬子-蝦夷-入鹿と続く
  安閑 宣化 崇峻 推古 舒明 皇極は 架空の大王であると 論破していきます

今まで学んだ日本史が否定され 混乱の極みとなりました
 





# by toshi-ohyama | 2021-03-26 06:28 | 幕張図書館 | Comments(0)

ひな祭り

ひな祭りの定番といえば
ひな祭り_d0338347_19004876.jpg
食紅が 使用禁止になって 店から消えたものに 菱餅があります
粟を固めたものですが 何故か餅と称します
ひな祭りは 此れが愉しみだったのですが 随分長い間お目にかかることがありませんでした 
数年前に 近所のスーパーで見つけて大喜び 今年は6個も買っちゃいました
開封すると止まらなくなり 一つ丸ごと食べちゃいます 年に一度のお愉しみです

# by toshi-ohyama | 2021-03-24 06:22 | 幕張喫茶店 | Comments(0)

日本の分断

その発言がいつも気になる人がいます 三浦瑠璃さんです
少し長舌で断定的で他を睥睨しているようにも見えます 

日本の分断_d0338347_08034261.jpg
湘南高校から東京大学農学部に学んだ才女 自ら評論家を自認しており 政策提案型人間ではないと語っています
政治スタンスは 抑制的な外交安保リアリズム 経済リアリズム(経済成長重視) 社会リベラルのリバタリアニズム(完全自由主義)の立場をとるとしていますので 私のスタンスには近いと認識しています

彼女の文章は 可成り難解です 感情を交えず無表情に長舌を振るう姿を見ていると 相手を見下しているようにも見えます 物事を冷静に冷酷に断じ切る姿には 多少の羨ましさも感じてしまいます 

今回の作品は 「日本の分断」という 刺激的な題を付けています
二大政党制の米国に比し 日本の政党支持者には明確な相違がないことを 統計分析手法を駆使して解説しています
分析は 明解で納得性も高いのですが 政党が党勢を拡大するためには自党を支持していない層の取り込みが必要と主張します 彼女の主張はポピュリズムの典型であり
国民主権のはき違えとも感じられます
政党存立の目的は 政権を勝ち取り自らの政策を貫徹することであることは勿論でありますが 幾ら主権在民であるとしても 国民に阿る姿勢は避けるべきと考えます
自らの主義主張を明確に打ち立て 国民の意識をその方向に導き支持を勝ち取るのが本来の姿と考えるのは 私のほうが青臭いのでしょうか
 


# by toshi-ohyama | 2021-03-22 05:29 | 幕張図書館 | Comments(0)

30年

3月20日は UNIVAC同期入社 樽井義人君の命日 令和3年本日で没後30年になります
1990年12月のクリスマス 当時私は人事課長 3年間闘病を続けてきた樽井君に慶応病院の病室で 休職の已む無きを告げます
テニスで鍛え上げた体力と 天性の明るい前向きな樽井君 自らが率いる営業所を病室に移し 毎日所員を病室に通わせ 叱咤激励指導を続けて居られました
3年間気力とリンゲルだけで命を繋いできた彼にとって 休職はとても辛い宣告だったようです
年が明けた3月20日に彼は天国に召されました 
私の通告が 彼の生への気力を奪ったように思えてなりません 30年慙愧の想いを引き摺ってきました
彼の墓地は 多磨墓地にあり 私の祖父母叔父叔母の眠る大山本家墓地からも近かったので 時々お参りをさせていただいていました
近年 府中カトリック松原教会墓地に移されたとの連絡があり 30年目の節目のお参りをして参りました
30年_d0338347_08121806.jpg
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彼の洗礼名は フランシスコ・ザビエル 41歳は日本では厄年ですね
彼が開拓したCADシステムの市場は 今も後輩達に引き継がれ 大きなマーケットを築き上げています
存命であれば その後 どのような歴史を切り開いたであろうかと考えます 
私も古希を超え 今後はお参りもままならなくなるであろうと 最後となるかもしれない墓参の報告を済ませました
 
来年は我々が大学を卒業して50年 一緒に祝典の席に並べればとの想いが胸をよぎります
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墓所には「私は 復活であり 命である」と 刻まれています
私の心の中には 樽井君が確かに復活していたことを実感しながら帰途につきました







# by toshi-ohyama | 2021-03-20 18:28 | 徒然 | Comments(0)

神座す山の物語

直木賞作家浅田次郎氏の母親の実家は御嶽山神社の御師の家だそうで 彼が若き日に御嶽山で伯母から聞いた話を元に書き連ねた短編集

神座す山の物語_d0338347_10362487.jpg
この本は ある先輩から紹介されました
鉢巻きに 切なさにほろりと涙が出るとありますが 私の所感は異なります

日本には古くから怨霊の世界があります 世の中には霊魂と対話が出来る方が居られると云いますが 浅田次郎もその性質を継がれているところがあるようです

彼の作品は 鉄道員(ぽっぽや) 輪違屋糸里 壬生義士伝 位しか読んでいませんでした
作家別に手当たり次第に読み耽る癖がある私にしては珍しく あまり彼の作品は手にしませんでした
何となく 技量に走っているような印象の文章に馴染めないところがあります
三島由紀夫 川端康成 大江健三郎 諸氏に共通する「とっつきにくい」文章とも少し違うのですが 

本編は 御嶽山に漂う古の神との交流の世界が 良く描かれています
秋に 御嶽神社の薪神楽を観に行こうと誘われ その事前学習として紹介されました
中世の 神と人との交わりがもっと濃かった時代への誘いの一書として 味わいました




# by toshi-ohyama | 2021-03-18 05:24 | 幕張図書館 | Comments(0)



蒼き空を目指して
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