ラピスラズリブルー

京都地蔵院の散り椿

お約束の 葉室麟の「散り椿」冒頭場面として登場する京都地蔵院

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京都地蔵院の散り椿は 遠く朝鮮から加藤清正が持ち帰り秀吉に贈ったという銘木 現在の木は二代目とか
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何度か 訪れていますが 毎年花の咲く時期が一定せず 花弁が一枚ずつ散る光景は未だお目にかかっておりません

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隣接する墓地側からみた館内側の椿 
映画のシーンは富山で撮影されたそうです 今 地蔵院には狭い庭しかありません
葉室麟が 京都地蔵院の散り椿と 彼の故郷九州に想定された扇野藩に咲く散り椿を小説の舞台に選んだところは お見事としか言いようがありません




# by toshi-ohyama | 2018-10-03 06:30 | 幕張生花店 | Comments(0)

木彫は生き残れるか

今年も 第3回日本木彫展(上野の森美術館 別館ギャラリー 入場無料)を拝見して来ました

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関侊雲 紺野侊慶 両仏師が率いる仏教彫刻集団の 年に一度の作品発表会です

過度の森林伐採が問題となり 林業従事者の激減により伐採などの山の手入れが不足し 山が荒れていると云われます
最早 日本には寺院建築に必要な木材が払底しており 寺院改修に支障が出ているとも聞きます
急速な電子図書の普及も始まり 電車内で書籍を読む人の姿が殆ど見受けられなくなり 街の書店の倒産が急増しているとも聞きます
伝統的な日本文化が 急速に衰退して行く中 仏教美術も衰退が進むのではないかとの危惧があります

東京芸術大学 大学院美術研究科 文化財保存学専攻 籔内 佐斗司研究室が 独り修復の世界で気を吐いているようにも見受けられますが このような仏師集団の存在は とても頼もしく思います

元々の根底にある仏教自体が 江戸時代の人別 檀家制度により命脈を守ってきたものの 明治維新の廃仏毀釈という暴挙により一挙に衰退してしまったように思います
そんななかで 岡倉天心が 仏教美術に日本美術再生の牽引を託したものが 僅かに命脈を保ってきたのではないでしょうか

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開場の中央に据えられた釈迦如来像は 両仏師の共作のようです

開場で 嬉しい発見をしました

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来迎阿弥陀三尊像です
追い掛けている 大和座りの観音脇侍を拝見出来ました 彫師は 朝比奈道雲氏

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今まさに雲に乗って 衆生を迎えに来る姿は 前屈みに表現されたり このような大和座りの姿で表現されますが 余り事例は多くありません
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開場に ひと際 眼を引く半身観音像がありました
歌手の秋川雅史氏はこの会の名誉会員で 毎回作品を寄せて来られます
素晴らしい出来上がりです ヴェールを被る観音という発想は 他で観たことはありません




# by toshi-ohyama | 2018-10-01 06:30 | 千葉幕張寺 | Comments(0)

散り椿

物語は 京都一条通り西大路東入ル 地蔵院から始まります
著者 葉室麟は昨年12月 惜しくもその生涯を終え鬼籍に入りました

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9月28日公開予定が迫り 慌てて買い求め 読了しました
映画を観る前に原作を読む原作派と 先ず映画を観てから小説に取り組む映画派 
映画ファンは後者が多いでしょう 私は原作派

山田洋二監督のように 何作かの短編を紡いで映画を作る監督の作品は映画派向きかもしれません
葉室麟の作品は 少しまだるっこしく感じるほど 話の展開が遅い 余り映画向きではない作品かもしれません
原作の登場人物と演じる俳優のギャップが却って作品を面白くするかもしれません

そして 封切り初日に 映画を観てきました
ほぼ 原作通りの作品でした
原作では 新兵衛は六尺を超える快活な大男との設定ですが 映画の主演は岡田准一 彼なりの新兵衛を作っています
少し地の飛び散るシーンが多く感じます
映画の中での散り椿は どうやら富山にあるようです 白い椿が多い見事な樹です
可能であれば是非 散り際を観てみたいと思います

地蔵院の散り椿は 改めて後程ご紹介します







# by toshi-ohyama | 2018-09-29 06:51 | 幕張図書館 | Comments(0)

微妙に違う

柿の種で有名な亀田製菓は新潟の煎餅屋です
品川巻は品川沖で採った海苔を巻いた 品川宿の名産品 此れに亀田製菓が挑戦しています

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直ぐに イオンがPB商品を出します
上がPB 下が亀田製菓製 
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左が亀田製 右がPB
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左がPB 右が亀田製

細かく調べると 海苔の質 大きさ 付け醤油が異なります 同梱のピーナッツも形が違います
どうも今一つ PBの趣旨が判りません
多分 生産側は 商品を置いてもらうため 生産ラインを出来るだけ動かすため 流通経費を掛けず 生産量を増やすために  PB生産を受けるのだろうと思います
総体としての生産量が増え 消費者には選択肢が増え と良いことばかりのようにも見えますが 果たしてそうなのか 食べるたびに疑問が増えます

ちなみに 品川巻は 明治28年 品川宿に開業した せんべい処あきおかが 地元の名産であった品川海苔を手で巻いて作った地元の名産品 今も老夫婦が手作りで頑張って居られます 味は 「あきおか」のものが一番美味しく感じます




# by toshi-ohyama | 2018-09-27 05:35 | 幕張菓子店 | Comments(0)

魂の不信任演説

枝野幸男議員とは 必ずしも一致しない部分もありますが 彼の政治姿勢には大きな期待を持っています
元々は 梁瀬進元議員と長い交流があり 梁瀬さんの後輩でもある枝野さんを紹介されました
枝野議員の勉強会にも通った時期があり 彼の立ち位置も良く理解しています

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2018年7月20日第196国会最終日に 野党5党は安倍首相に不信任決議案を上程します
野党第1党の代表として 枝野さんが3時間近い大趣旨説明を行いました この本は議事録ではなく 映像から書き下ろした演説の全文です
不信任の趣旨を7項目にわたって説明してしますが 立憲主義とは 議会制民主主義とは 議院内閣制とは と彼の立ち位置から安倍首相の姿勢を厳しい舌鋒で糾弾する様は歴史に残る名演説と感じます
2時間43分の演説は 原稿を読み上げるのではなく 10枚程度のレジュメのみを確認するのみで 自らの主義主張を堂々と論戦を張っています
戦前の政治家は 原稿を読み上げるような演説はしなかったとか
私の入手したものは 既に第5刷 感銘を受けました 


# by toshi-ohyama | 2018-09-25 06:19 | 幕張図書館 | Comments(0)



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